岡山大学の受賞
2025-11-04 00:37:25

岡山大学の技術職員がTCカレッジ奨励賞を受賞し、技術の高度化に貢献

岡山大学の技術職員がTCカレッジで栄冠



岡山大学の総合技術部から、技術専門職員の藤井匡寛氏が、2025年10月15日に東京科学大学で開かれたTCカレッジ技術・研究支援発表会にて奨励賞を受賞しました。今回の受賞は、技術職員が研究支援においてどれほど重要な役割を果たすか、そしてそのスキル向上の重要性を示すものです。

TCカレッジとは?



TCカレッジは、東京科学大学が事務局を務める、高度な技術職員を育成するためのプログラムです。専門的なカリキュラムを修了し、論文執筆を行うことで、技術職員が「テクニカルコンダクター(TC)」として認定されます。岡山大学も令和4年度からこのプログラムに参加しており、過去には3名が「テクニカルマスター(TM)」に認定されています。現在、10名の技術職員がTCカードの認定取得を目指しています。

話題の発表内容



発表会では、28人の参加者がそれぞれの専門分野から研究支援について発表しました。藤井技術専門職員は「動物実験の総合支援」というテーマでこれまでの経験や今後の展望について詳しく語り、優秀な発表者として6名に選ばれました。

当日の発表会は、各技術職員がそのスキルを可視化し、プレゼンテーション能力を磨く絶好の機会でした。大学の総合技術部では、実績を持つ技術職員の育成を強力に推進しており、特にサテライト校の「医工系コース」では、技術職員の深い専門性と幅広い支援能力の向上が期待されています。

技術職員の未来に向けて



受賞後、藤井技術専門職員は「TCカレッジを通じて多くのことを吸収し、より質の高い支援を目指したい」という意欲を述べました。これに対して総合技術部の本部長、佐藤法仁副理事は、「藤井技術専門職員の受賞を非常に嬉しく思う」とし、このような機会を設けてくれた関係者に感謝の意を表しました。

岡山大学は、文部科学省の事業に基づき、技術職員を研究者のパートナーとして位置づけ、専門技術を高める施策を進めています。これは、地域中核の研究大学として、技術者人材を育成し、科学技術の発展にも寄与するための取り組みの一環です。

今後も岡山大学の技術職員が、さらなる進化を遂げ、地域社会に貢献していく姿に目が離せません。これからも技術職員の活動にご期待ください。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 TCカレッジ 技術職員

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。