かつお節を学ぶ
2025-07-25 13:39:26

埼玉の開智小学校で開催された食育授業でかつお節を学ぶ

埼玉県開智小学校で特別な食育授業が実施



埼玉県にある私立開智小学校では、ヤマキ株式会社による「かつお節特別授業」が2025年6月20日と26日の2日間に渡って開催されました。この授業は、2020年から毎年行われているもので、今年で6回目を迎えています。対象となったのは、3年生112名の児童です。

この取り組みは、日本の食文化を次世代へ繋げることとSDGs(持続可能な開発目標)の実践を目的としています。子どもたちは、かつお節を削る体験を通じて、そのおいしさや魅力、さらにはサステナビリティとの関わりを五感で感じることができました。

食に対する探求心を育む授業内容



開智小学校では、食に関する探求授業を行っています。授業では「調べる」「作る」「食べる」というアクティビティを通じて、子どもたちの食への関心を深めています。参加した児童たちは、「かつお節についてたくさん学び、ますます好きになった」「かつお節がSDGsと関係あるとは知らなかった」と、それぞれの感想を寄せています。

特別授業の概要



  • - 日時: 2025年6月20日(金)・26日(木)
  • - 参加者: 開智小学校の3年生112名
  • - 登壇者: ヤマキ社員(26日のみ)
  • - 内容:
- 1日目: かつお節についての基礎知識と体験型授業
- かつお節の製造工程について学ぶ
- かつお節削り体験
- 2日目: ヤマキ社員による特別授業
- かつお節とSDGsについて
- かつお節の魅力
- かつお節をテーマにした自由研究

体験の様子と子どもたちの反応



授業は大変盛況で、初日はかつお節の基本を学ぶ時間からスタートしました。実際にかつお節を削る体験では、その色や形、香りを観察し、味わうことで、五感をフルに使ってかつお節の魅力を体験しました。その後、2日目にはヤマキの社員がオンラインで授業を行い、かつお節とSDGsの関連性について子どもたちと対話をしました。

この授業では、子どもたちの curiosity(好奇心)が刺激され、「かつお節がなぜ薄く削られるのか」「削り方によってどのように使い方が変わるのか」などの質問が多く寄せられました。これにより、食に対する関心や探究心が育まれる素晴らしい学びの機会となりました。

参加した児童の感想



多くの児童が実際の体験を通じて新たな知識を得ました。「かつお節は宝石のように硬いって本当なの?」と興味を持つ声があり、実際に削ったかつお節の硬さに驚く場面もありました。また、「かつお節を使った和食がどれほど重要か知った」といった声もあり、食文化への理解が深まった様子が伺えました。

ヤマキの食育活動への取り組み



ヤマキ株式会社は、食育活動に力を入れています。彼らの目標は「世界の鰹節屋・だし屋、ヤマキ。」というビジョンで、健康や持続可能性に貢献することです。これまでに、600校を超える教育機関で約4万7千人に「かつお節の良さ」を広めてきました。特に、2012年からは「かつおぶし食育研究会」と連携し、子どもたちに食文化を教える活動を継続しています。

かつお節の魅力を広げる「ヤマキ かつお節プラス®」



さらに、ヤマキは「ヤマキ かつお節プラス®」というキャンペーンも展開しており、生活の中でかつお節を取り入れることで、より豊かな食生活を楽しむための情報を提供しています。
公式ウェブサイトもあり、多くの生活者にかつお節の魅力が広まっています。

このような取り組みを通じて、ヤマキは「おいしさ」と「健康」、そして「食文化の継承」に尽力していきます。


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