八木建設が描く、夢と成長を支える街づくりの指針

埼玉県本庄市に本社を置く八木建設株式会社。昭和30年に設立され、現在まで総合建設業として地域社会に貢献しています。代表取締役社長の八木雅之氏は、ヤギのように環境ごとに登り続けるしなやかさを企業の姿勢に取り入れ、夢の実現に向けて日々挑戦を続けています。八木建設は「人材育成」と「まちづくり」を掲げ、これからの建設業界の姿勢を目指しています。

変革を求められる建設業界の中で

現在、建設業界は様々な課題に直面しています。人手不足や技術革新、働き方改革、さらに持続可能な社会の実現に向けて、新たな視点が求められています。八木建設はこの状況をチャンスと捉え、社員の成長と地域貢献を照らし合わせた新しいビジョンを描いています。

八木建設は、どんな困難な環境でも高みを目指すヤギの姿をモデルにしています。この姿勢を通じて、「成長する人材」と「地域社会とともに歩む企業」を目指しています。

誰もが登れるキャリアを築く

八木建設では、社員一人ひとりの成長を大切にし、誰もが挑戦できる環境を提供しています。特に、建設業界において女性技術者の活躍を推進することに注力しています。

新たな「建設ディレクター」制度を導入し、経験のない人材でも現場に関わることができる場を整備しました。これにより、男女比を6:4にし、専門職とサポート職が共存する新たな働き方の実現を図っています。また、シニア人材の積極採用を通じて、長年の経験を活かし、若手との連携を進めています。

まちづくり企業としての挑戦

八木建設は、建物を作るだけではなく、地域の文化や社会生活の質を向上させることにも積極的です。音楽イベントやスポーツ支援を通して、地域とのつながりを深め、未来を共に創造しています。

例えば、2025年3月には本庄市の中学生BMXレーシング選手、澤田茉奈さんへの支援を始める予定です。「世界を目指す挑戦」として、地域アスリートに愛情と資源を提供します。この取り組みにより、八木建設は地域の人材育成に寄与し、企業と地域が共に発展する形を目指しています。

建設業界の常識を飛び超えて

八木建設は、2024年のApril Dreamで「木造建築がもつ力で、働き方を変えていく」というテーマを発表し、その実現へ向けて具体的なアクションを起こしています。

残すところあと少し、4階建ての木造診療所の完成や、木構造選択によるCO₂削減効果を発表するなど、持続可能性を意識した取り組みを進めています。新卒の女性技術者やシニア層の採用も推進し、多様な人材が活躍できる場を提供しています。