AIとRaspberry Piを学ぶ
2025-08-02 22:05:34

岡山大学でRaspberry PiとAI学ぶ初心者向け講座が開催

岡山大学での新しい挑戦


岡山大学が2025年7月28日、津島キャンパスの共創イノベーションラボ「KIBINOVE」で初心者向けデジタル技術講座「Tech Study Lab Okayama」を開催しました。これまでプログラミングやAIについて触れたことのない学生たちにとって、新しい学びの場となるこのイベントには、文系・理系を問わず約30名が参加しました。

実践的な学びのスタイル


この講座では、小型コンピューターのRaspberry Piを一人一台使用し、Pythonプログラミングの基礎および生成AIの仕組みをハンズオン形式で学ぶことができます。講師は、環境生命自然科学学域の小寺雄太准教授が務め、プログラムの初期設定や基本的なコードの実行を通じて、参加者はコンピューターの基礎を直感的に学びました。

講義は、最初にRaspberry Piの設定から始まり、次にPythonを用いた簡単なプログラム作成に挑戦しました。参加者たちは、自らの手で現在の時刻を表示するプログラムを作成し、その過程でコードの意味や動作を確認。これにより、プログラミングへの興味が喚起され、多くの参加者が「自分でパソコンを組み立てている感覚が楽しかった」と感想を述べています。

次回の開催も期待される


「Tech Study Lab Okayama」は今後も開催を予定しており、次回は8月6日に「ローカルLLMによる生成AI体験」をテーマにした講座が計画されています。チャットボット開発や画像生成など、より高度な応用にもチャレンジできる内容となっており、AI技術の基礎から発展的なスキルを体験できます。

このような新しい取り組みを通じて、岡山大学は地域の学生たちが最新技術に触れられる機会を提供し、実践的なスキルの習得を促進していきます。🎓

OI-Start: 継続的なサポート


さらに、この講座は内閣府の「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環として行われています。おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)は、地域企業の生産性向上や若者の県内定着を目的とし、産学官が協力してデジタル技術を活用したイノベーションを生み出す場所を提供しています。これにより、大学、企業などの枠を超え、多様な知識と経験が共有される場が生まれています。

学びの重要性を再認識


参加者からは「AIを使ったアプリを作ってみたくなった」という声もあり、講座は自らのキャリアにおけるデジタルスキルの重要性を再認識させる役割も果たしています。岡山大学は今後も継続的に地域の学生へ向けた技術教育を推進していく予定であり、地域社会との共創を重視した取り組みが期待されます。

参考情報


なお、OI-Startや岡山大学の取り組みについては、公式サイトで詳細を確認できます。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の今後の活動にも注目しましょう。


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