岡山大学病院の挑戦
2025-07-26 23:37:23

岡山大学病院が地域医療のデジタル化を推進中!吉備中央町との連携

岡山大学病院が地域医療のデジタル化を推進中!



2025年7月23日、岡山県にある岡山大学病院に内閣府地方創生推進事務局の関係者が視察に訪れました。今回の視察は、デジタル技術を駆使した地域課題の解決を目的とする「デジタル田園健康特区」の取り組みの一環として行われました。吉備中央町との連携事業において、岡山大学病院がどのように貢献しているのか、その現場を目の当たりにしました。

デジタル技術の導入について


視察に参加したのは、内閣府の小山和久審議官や松平健輔参事官、深井駿参事官補佐などのメンバーです。岡山大学病院は吉備中央町が推進する地域医療の変革モデルに深く関連しており、前田嘉信病院長や櫻井淳副病院長、中尾篤典高度救命救急センター長らがその取り組みを説明しました。

前田病院長が挨拶を行った後、救急救命士による病院前超音波検査の実証調査について報告がありました。この研究は、学術研究院医歯薬学域地域医療DX推進講座の上田浩平助教が中心となって進めているものです。

続いて、櫻井副病院長は岡山県内での医療DXの推進現状を説明し、参加者との活発な意見交換が行われました。デジタル技術の導入によって地域医療の質が向上することへの期待が語られ、意見一致を見ました。

実践的な取り組みの紹介


視察の後、櫻井副病院長の案内で岡山大学病院のオープンイノベーションプログラム「BIZEN」のラボやドクターカーの見学が行われました。このプログラムは、地域医療の向上を目指し、研究と実践を結びつけるもので、実際の医療現場での実践的な取り組みが紹介されました。

岡山大学の長期的なビジョン


岡山大学は、2050年に向けた長期ビジョン「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」を掲げています。このビジョンの実現に向けて、研究、教育、医療において多様なステークホルダーとの連携を強化し、イノベーションを生み出そうとしています。今回のデジタル田園健康特区での取り組みも、文部科学省のJ-PEAKSとのシナジーを最大限に活かし、地域に根付いたコミュニティヘルスの実現に向けて推進されています。

地域とともに歩む岡山大学


今後も岡山大学は、地域と地球の未来を共創し、さまざまな社会変革に取り組む姿勢を強化していく方針です。この大学の挑戦は、地域医療だけでなく、教育、研究、地域社会全体にも影響を及ぼすく可能性を秘めています。岡山大学の今後の活動にぜひ注目していただきたいと思います。


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