草加のやつかブンコで「ぐりとぐらのカステラ」イベント開催
6月28日(土)、草加市にあるやつかブンコで「ぐりとぐらのカステラをつくろう」イベントが行われました。このイベントは地域の皆さんにやつかブンコを知ってもらい、今後気軽に訪れてもらうことを目的に企画されました。今回のイベントには、9組の家庭が参加し、子ども13名と大人10名が集まりました。
子どもたちのやる気が詰まったカステラ作り
参加者は5つのチームに分かれ、粉の種類や他の材料を変えた5種類のカステラ作りに挑戦。チームワークで力を合わせ、大きなカステラを焼く様子は見ごたえがありました。また、フライパンの中でカステラをうまくひっくり返して歓声をあげる子どもたちの姿は、まさに楽しさが溢れていました。
更に、焼き時間を利用して、自分たちの思い描く理想のカステラを絵に描いて見せ合う余裕も。カステラ作りだけでなく、参加者同士の交流も生まれ、このイベントならではの楽しい時間が流れていました。
参加者の感想と今後の活用
イベント終了後、参加した方たちからは「大きく焼けて楽しかった!」や「思ったよりも美味しかった!」といった満足の声が寄せられ、家でも作ってみたいという方々もレシピを持ち帰るなど、意欲的な姿が見られました。
やつかブンコの魅力
やつかブンコは社団法人ソーシャルデザインワークスが運営する私設図書室で、地域で不要になった本を集め、訪問者が自由に借りたり読んだりできる場所です。毎週金曜日の13:00〜16:00に開かれており、今後は開室時間の延長や曜日の増設も検討されています。
読書と交流の場としての今後
今後もやつかブンコでは本に関連したワークショップやイベントを随時開催する予定です。地域の人々が本を介してつながり、様々な年代や価値観を持つ人たちが交流できる機会を作ることを目指しています。特に、8月には特別な対話イベントが計画されており、さまざまな経験を持つ人々が自身の物語を語る機会も設けられます。
さらに、子ども向けのイベントも企画されており、毎月のようにトークイベントやビブリオバトルなど多彩な催しが用意されています。興味のある方は、ぜひ参加して新しい仲間を見つけたり、本について語るひとときを楽しんだりしてみてください。
社会とのつながりを支える場所
また、「ソーシャルスクエア草加谷塚」は、地域社会とつながるための自立訓練や就労移行支援を提供する事業所です。かつて宿場町として機能していたこの場所が、再び人々が集う憩いの場として機能していくよう努め、社会の中で生きる勇気を育むことを目指しています。
やつかブンコはその中心的な役割を果たし、地域の人々に心のゆとりを提供しています。今後も様々な活動を通じて、地域の活性化に貢献していくことが期待されています。
まとめ
「ぐりとぐらのカステラをつくろう」イベントは、楽しい思い出がいっぱい詰まったひとときでした。家族での参加を通じて、食の楽しみや仲間とのつながりを実感した参加者たち。今後のやつかブンコの活動に注目が集まります。