駿河台大学とフィンテックの新たな共同プロジェクト
埼玉県飯能市において、駿河台大学とフィンテック グローバル株式会社が手を結び、飯能市の魅力を引き出すための共同研究プロジェクトが始まりました。プロジェクトの中心となるのは、北欧ライフスタイルを体験できる人気施設「メッツァビレッジ」です。このプロジェクトは、地域振興を図りつつ、学生たちの実践的なスキルを育むことを目的としています。
プロジェクトの背景と目的
今回の共同研究契約は、両者の連携基本協定に基づいており、地域の文化や自然、食といった飯能市独自の魅力を映像を通じて発信します。プロジェクトは「映像で紡ぐ学生目線のメッツァ飯能物語」と題されており、学生が自らの視点で地域の魅力を掘り起こし、幅広いメディア形式で表現していくことを目指しています。
この取り組みにより、飯能市の観光客を増加させる一方、地域経済への貢献も期待されています。特に、映像制作を通じて学生たちが地域との繋がりを深め、理解を深める過程で、実践的なスキルを養うことができます。
映像制作の手法
プロジェクトの一環として、映像制作における多様な手法が検討されます。ドキュメンタリー、ドラマ、アニメーションなどを用いて、メッツァビレッジや飯能市の持つ豊かな歴史や文化、自然を魅力的に表現します。また、SNSや動画配信サイトを活用し、効果的な情報発信方法についても研究します。これにより、学生たちは映像制作だけでなく、マーケティングや効果的な情報発信についても学ぶことができます。
実施期間と今後の活動
実施期間は2025年4月から2026年3月までの1年間です。学生は制作チームを編成し、それぞれ異なる視点からストーリー性に富んだショートムービーや視覚的に訴求力の高いSNS用ムービーを制作します。2025年10月には中間発表を行い、その後、2026年3月に最終報告会を予定しています。
また、飯能市や地域の商工会、観光協会、鉄道会社などとも連携し、共同で地域振興に貢献する取り組みを進めます。複数の団体が協力することで、地域全体の魅力を高め、飯能市の知名度向上を図ります。
コメントと期待
プロジェクトのスタートにあたり、駿河台大学の大森学長は、フィンテック グローバルの玉井社長、及び関係者に感謝の意を示し、地域との協働の重要性を強調しました。また、フィンテック グローバルの望月社長は、学生たちとの協同作業を心待ちにしており、地域活性化に向けた取り組みへの期待を寄せています。
このプロジェクトを通じて、飯能市の魅力が国内外に発信されることが期待されています。学生と地域が共に成長し、互いの理解を深めながら、飯能の未来に向けた新しい道が開かれることを願っています。