ポラス建築コンペ
2025-07-17 18:01:29

ポラス学生・建築デザインコンペティション開催!受賞作品紹介

第12回 POLUSポラス学生・建築デザインコンペティション



埼玉県越谷市のポラス株式会社が主催する「第12回 POLUS-ポラス学生・建築デザインコンペティション」が、2025年6月30日に二次審査会を開催し、厳正な審査を経て受賞者が決定しました。このコンペティションは、建築の未来を担う若手学生の新しいアイデアを社会に発表する貴重な機会を提供しています。

受賞作品の紹介


今年度の最優秀賞に輝いたのは、武蔵野大学の小林由芽さんと野澤沙帆さんの『暮らしは路にこぼれて』です。一方、優秀賞には慶應義塾大学大学院の所新太郎さん、井口雄貴さん、鈴木理沙さんによる『編まれる時間の住まい 分断された生活行動を連続する時間体験へ』が選ばれました。また、入選には以下の作品が選出されています。

  • - レジリエントな土壁(デルフト工科大学大学院・儲立人、宋宇軒)
  • - 月と太陽の降る里(九州大学大学院・矢野泉和、菊池慎太郎、山之口涼霞)
  • - はみ出す境界、つながるのりしろ(広島工業大学大学院・村上寛明、中村日香)

コンペティションのテーマと経緯


本コンペのテーマは「“t軸”の家/家々」です。作品募集は2024年11月29日から2025年5月8日の間に行われ、599点の応募がありました。その中から一次審査を通過した5点が二次審査に進み、各学生のプレゼンテーションを通じて受賞者が決定しました。これは、計画からデザイン、実際のプレゼンテーションに至るまで、多様な観点から建築を考える素晴らしい機会です。

最優秀賞受賞者のコメント


小林由芽さんは、「最優秀賞をいただけて大変嬉しいです。t軸についての捉え方や、高さを考慮した断面計画に取り組みました」と語ります。野澤沙帆さんは、「この栄誉をいただけたことが本当に嬉しいです。諦めずに努力した甲斐がありました」と喜びを表現しました。

審査の舞台裏


審査を担当した審査委員長の西沢立衛氏(横浜国立大学大学院教授)は、「各作品のプレゼンテーションが非常に分かりやすかった」と述べ、特に言葉と模型の力によって内容がしっかりと伝わったと評価しました。また、審査のプロセスにおいては多数の応募があり、選考が難航したことも明かしました。

未来の建築家たち


今回のコンペは、大学院、大学、高等専門学校に在籍する学生たちに、自由な発想を表現する機会を与えました。次世代を担う建築家たちが、こうした場を通じて理解を深め、クリエイティブな発想を育んでいくことが期待されます。

ポラス株式会社は、これからも学生の挑戦を支援し、建築業界の未来を築いていくお手伝いを続けていくことでしょう。学生たちの新しいアイデアと情熱に注目し、これからの活躍に大いに期待しています。


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