初の食品安全認証
2025-07-15 11:57:26

コロワイド、初の給食業界向けJFSマルチサイト認証を取得!

コロワイドが給食業界初のJFSマルチサイト認証を取得



株式会社コロワイドは、連結子会社 of 株式会社ハートフルダイニングが食品安全マネジメント協会(JFSM)によって開発された「JFS マルチサイト規格」の認証を取得したことをお知らせします。これは給食業界において、初めての快挙です。

JFSマルチサイト規格とは?


この規格は、食品衛生法に基づき、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を目的としたもので、多店舗展開のフードサービス事業者を対象としています。具体的には、事業者本部(セントラルサイト)と店舗(サブサイト)において、定められたルールや手順に基づいた衛生管理が求められています。さらに、毎年外部の審査機関が審査を行い、その結果により認証が維持される仕組みになっています。

認証取得の背景


今回の認証取得により、ハートフルダイニングは本社及び12の産業給食受託事業所を登録しました。これにより、不安定な食品安全管理から、明確な基準に基づく管理体制への移行が期待されています。

1. HACCP(危害分析重要管理点)


HACCPは、原料の受入れから調理、提供までの全ての工程にわたって、潜在的な危害を特定し、安全対策を立てるための管理手法です。調理工程をフローダイアグラムで可視化し、各工程におけるリスクを分析することが求められます。

2. GMP(適正製造規範)


GMPは、調理環境における一般的な衛生管理を指し、HACCPを実施するための基盤となります。従業員の健康管理、衛生教育、防虫防鼠対策、清掃管理など、調理現場で必要な施策が含まれます。

3. FSM(食品安全マネジメントシステム)


FSMは、HACCPとGMPを効果的に運用するための体系的管理を求めるもので、本部だけでなく店舗の責任も明確化します。食品安全に関する方針の策定や、事故発生時の対応策の整備も求められます。

認証がもたらす効果


この認証取得により、これまで経験則に頼っていた食品安全管理が明文化され、調理工程の透明性が向上します。店舗ごとの食品安全水準のばらつきが抑制され、従業員の食品安全への意識も向上することが期待されています。

また、取引先やお客様に対して安全で安心なサービスを提供するための信頼性が高まり、企業の社会的責任(CSR)を果たす姿勢を示すことにも繋がります。

社長のコメント


ハートフルダイニングの栢森洋平社長は、「食品安全の確保はお客様の健康を守ることだけでなく、企業の信頼性にも直結する最重要なコミットメントです。今回の認証はゴールではなく、さらなる運営のスタートです。」と述べており、今後も持続可能な食品安全の実現に向けた取り組みを続ける意向を示しました。

コロワイドグループの取り組み


コロワイドグループ全体では、食の安全・安心の提供を主要なマテリアリティに位置づけ、第三者機関による監査、社内検査の強化、原材料の選定基準の見直しなど、多岐にわたる施策を進めています。こうした取り組みは、企業の成長を支える重要な基盤であり、フードサービス業界全体の信頼性の向上にも寄与することでしょう。

結論


このたびのJFSマルチサイト認証の取得は、ハートフルダイニングにとって新たな挑戦のスタートラインです。企業としての食品安全に対する取り組みを徹底し、安全で安心な給食サービスをお客様に提供するため、これからも努力が続けられるでしょう。


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