岡山大学の技術職員
2024-12-20 16:30:14

岡山大学の技術職員がTCカレッジでスキルと知識を高める

岡山大学の技術職員たちがTCカレッジで新たなスキルを習得



2024年11月29日、国立大学法人岡山大学は、技術職員を対象にしたTCカレッジマネジメント系TCコースに関する重要なイベントを開催しました。本学の那須保友学長との対話を通じて、技術職員たちは大学のマネジメントに必要なスキルを学びました。このカレッジは、東京工業大学の取り組みを受け継ぐ形で、技術者の育成を目指しており、岡山大学は2022年度から参加しています。

このプログラムの目的は、技術職員が高度な能力を身につけ、将来的には大学法人のマネージャーとして活躍できるようにすることです。現在、8名の技術職員がTC認定を目指しており、今回の対話もその一環となりました。

学長からの激励



那須学長はこの対話の中で、リーダーに求められる要素や、迅速な組織改革の重要性について語りました。彼は技術職員に対し、貪欲に学び続ける姿勢を持ち続けることを強調し、学長としての支援方法も模索していくと述べました。このような発言は技術職員たちに大いに刺激を与え、彼らの今後の成長が期待される一因となっています。

技術職員たちの学び



本学の石原すみれ技術専門職員は、TCカレッジが提供するプログラムの価値を実感しています。彼女は、各コースで求められるスキルを身につけること、そして特に横のつながりを構築することが重要であると語りました。人脈の重要性についても触れ、自身の仕事に生かす方法を模索しています。参加者たちは、このような相互の交流を通じた学びが、より豊かな経験に繋がると認識しています。

高度化を目指す取り組み



岡山大学では、技術職員の「高度化」を戦略的に進めています。技術副総監である佐藤法仁副理事は、職位を部課長のレベルにとどまらず、副理事や副学長と同等の大きなキャリアパスを提供する意義を語りました。彼の言葉にあるように、異なるマネジメント層における独自の高度な能力は、いずれも有意義に活かされることでしょう。

先進的な取り組み



岡山大学は文部科学省の「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」にも採択され、技術人材の高度化を精力的に推進しています。特に研究ポリシーにおいて、技術職員が研究者と対等な立場で活躍できる環境を作ることに力を入れている点が特徴です。これにより、大学は新しい価値を創造するナレッジワーカーを育成し続けています。

岡山大学の取り組みは、地域社会における持続可能な発展や科学技術・イノベーションの牽引に寄与するものとして、さらなる期待が寄せられています。今後も技術職員の活動とその成長を応援し、地域の未来を共に創造していく姿勢を堅持していくことでしょう。


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