廃材アートコンテスト
2025-10-20 15:27:21

世代を超えた創造力が光る!廃材アートコンテストの結果発表

第3回 廃材アートコンテスト 結果発表



埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社AQ Groupは、2025年の夏季に全国の小学生親子を対象にしたSDGsイベント「夏休みの木育課外授業 つくろう!木育フェス2025」を企画しています。特に注目を集めた目玉企画が、「廃材アートコンテスト」です。全国から集まった数多くの作品は、審査会や公式Instagramでの一般投票を経て、「木の王様賞(最優秀賞)」「木のひらめき賞」「SNS人気賞」などの受賞者が決まりました。

参加作品が2倍に増加!



おかげさまを持ちまして、廃材アートコンテストには今年、応募総数が1,005作品に達し、昨年比で約2倍と大好評に。今回は募集期間の延長も行い、より多くの子どもたちに参加の機会を提供しました。

「木育フェス」は、木との触れ合いを通じて、環境問題について考えるきっかけを作ることが目的です。多くの家庭にその趣旨が共鳴し、いまや国や教育委員会など様々なパートナーからも支援を受ける事件に成長しました。

多様な作品の魅力



「廃材アートコンテスト」は、未就学児、小学1〜3年生、小学4〜6年生の3部門に分かれており、審査は一次選考、二次選考、最終審査という三段階にて行われました。建築やアート、教育に精通した有識者が、一つひとつの作品に丁寧に目を通しました。

最優秀の「木の王様賞」には、未就学児からは「僕も住みたい平和の巣」、小学1〜3年生からは「お話が終わったあとのピノキオ」、小学4〜6年生からは「考える人」が選ばれました。これらの作品は、素材の特性を生かしながら、見た人の心を捉えるメッセージ性も高く評価されました。

各世代によって、テーマである“へいわ”の捉え方も異なり、未就学児の作品は身近な存在をモチーフに家族や友人との優しさを表現し、小学1〜3年生は素材の特性を活かした独自の形への発想が伺えました。一方、小学4〜6年生の作品は、より具体的に社会的視点を取り入れ、高い完成度での仕上がりとなっていました。

特別賞の受賞作



また、創造力を称える「木のひらめき賞」には「ピクミンのおうち」「木の鳥さん」が、公式Instagramの一般投票で選ばれた「SNS人気賞」には「苺のミルフィーユ」が輝きました。これらの作品はいずれも子どもたちが廃材を新たな価値のある資源として捉え、木の温もりや“へいわ”への想いを巧みに関連付けていることが特徴です。

審査員の評価



審査員たちの意見からも、廃材アートコンテストが持つ可能性と意義が浮かび上がります。審査委員長である公益社団法人日本建築士会連合会名誉会長の三井所清典氏は、各児童が「家族との平和」や「友達との平和」などを自由に表現していることを評価しました。また、東京大学大学院の教授恒次祐子氏は、木の多様性が「へいわ」というテーマを表現する上で貴重な要素であったと語っています。さらに、東京大学の名誉教授稲山正弘氏も、子どもたちに木材を使った体験の重要性を強調しました。

環境教育の新たな形



廃材アート制作用の作品を通じて、子どもたちはリサイクルの価値や資源を大切にすることを実践的に学んでいます。新たな文化を築くための土台として、廃材を活用した創造的なアプローチが期待されます。このような取り組みを通じて、AQ Groupは今後も子どもたちに環境や平和について考えさせ、次世代への知識と感性を繋げていくことを大切にしていきます。


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