ファミリーマートの健康経営と新たな取り組み
株式会社ファミリーマートは、2019年から健康経営を推進しており、この度、熱中症対策義務化を受けて社内外での取り組みを強化しました。特に、猛暑が続く季節には、社員や加盟店の安全を確保するための体制が不可欠です。
熱中症対策義務化に基づく全社的な取り組み
今年の夏も全国的に厳しい暑さが続く中、ファミリーマートでは以下の主要な取り組みを実施しています。
1.
注意喚起と対策の周知:社内イントラネットや衛生委員会によって、熱中症の注意を促す情報が社員間で共有されています。
2.
加盟店向けのサポート:加盟店舗にも具体的な熱中症対策事例を提供し、業務効率化を目指します。特に、店舗の掲示板に印刷したリストを推奨し、注意喚起の動画をサイネージで配信します。
3.
健康管理室のリニューアル:社内の健康管理室のウェブサイトを刷新し、産業医による啓発動画も配信しています。
4.
水分補給の啓発:社内の給茶機には、水分補給を促進するための掲示物を設置し、社員が意識して水分を取るよう取り組んでいます。
また、ファミリーマートでは「ファミマサマータイム」を導入しており、例えば7月16日から9月15日までの間、就業時間を1時間前倒しにしています。これにより、涼しい朝の時間に業務を開始し、効率的かつ効果的に節電を行うことを目指しています。
初の健康白書の発行
さらに、ファミリーマートでは、これまでの健康経営の活動を振り返るため、初めて「健康白書」を発行しました。この白書では、健康意識を高める重要性を訴え、社員が自発的に健康的な行動を継続するための方策がまとめられています。
健康を維持するためには、定期的な健康診断の実施や、生活改善のためのセミナー、さらにはメンタルヘルスに関連する対策も欠かせません。特に、ストレスチェックの結果を元にした早期発見と予防活動を強化し、若い世代に見られる健康課題にも対処していく計画です。
このような取り組みにより、ファミリーマートは今後も健康経営をさらに推進し、社員や加盟店の健康をサポートする体制を整えてまいります。健康白書は公式ウェブサイトでもご覧いただけます。
ファミリーマートは、「あなたと、コンビに、ファミリーマート」という理念のもと、地域の人々と密接に関わりながら、必要不可欠な存在であり続けることを目指しています。