「YAGIビルドアカデミー」2026年開校へ
埼玉県本庄市に本社を置く八木建設株式会社が、2026年7月に社内大学「YAGIビルドアカデミー」を開校することが決まりました。この取り組みは、建設業界全体が直面している人材育成の課題に対処するもので、特に若手技術者の育成と人材確保を目指しています。創業から65年を迎える八木建設は、これまでの経験を活かし、次世代を支える教育システムを構築することに熱心です。
3年間の育成プログラム
YAGIビルドアカデミーでは、3年間を育成の基本サイクルとし、年間24講義・計56時間にわたる実践的な学びを提供します。授業はすべて就業時間内に行われ、若手技術者が施工管理技士の資格を取得するための支援も行うなど、責任ある現場管理者を育てるための環境が整備されています。具体的には、現場で必要な基礎知識を学ぶ1年目から、完成までの流れを理解する2年目、さらに専門的な技術を深化させる3年目と段階を踏んで成長できるカリキュラムが用意されています。
学びの質を高める体制
講義は、主任や管理職が担当し、将来的には若手社員も講師として活動することで、その経験を通じて成長を促します。また、経営層も教材作成に関与し、社内で蓄積された知識が体系化される予定です。さらに、外部教育機関との連携により、より専門的な指導が受けられる仕組みも整えていきます。
社内文化の構築
八木建設では、社内大学を通じて同世代の仲間同士で横のつながりを強化し、不安や悩みを共有しやすい環境を目指します。仲間とのコミュニケーションを通じて、現場での実務に役立つ知見を深めることができるよう、さまざまな工夫がなされています。これにより、助け合いの精神が根付き、技術者としての成長が促進されるでしょう。
地域との連携
Opened a corporate seminar aimed at schools, and received a positive response even at the introductory stage. Looking to strengthen trust among students and educational institutions, YAGIビルドアカデミー aims to increase its strength in recruitment. Future seminars will showcase the curriculum to solidify the educational framework and its benefits for students.
代表の意気込み
八木建設株式会社の代表取締役社長、八木雅之氏は、「OJTだけではなかなか若手の潜在能力を引き出しきれないと感じ、企業としての責任を果たせない状況に直面しました。この社内大学を設けることで、若手が地域の建設現場を支える責任者として成長できる環境を整備していきたい」と語っています。
八木建設の取り組みは、今後の建設業界における人材育成の一つのモデルケースとして、他の企業へも影響を与えることでしょう。地域における次世代の技術者たちが育成され、より良い建設業が築かれることを期待しています。
会社情報
- - 社名: 八木建設株式会社
- - 住所: 埼玉県本庄市中央2-6-20
- - 設立: 1955年3月
- - 代表者: 八木雅之
- - 事業内容: 総合建設業
詳細については、
公式サイトをご覧ください。