第21回アビリンピック埼玉大会2025
2025年7月5日、埼玉県で「第21回アビリンピック埼玉大会」が開催されました。この大会は、障がいのある方々が日々の技能を競い合うイベントで、ポラスグループからも2名が素晴らしい成果を収めました。ポラスシェアード株式会社の布川信恵さんは「ワード・プロセッサ」競技で、ポラス株式会社の空田聡さんは「表計算」競技でそれぞれ金賞を獲得しました。
この金賞の受賞は、ポラスグループの素晴らしい取り組みの結果であり、5年連続での快挙となります。布川さんと空田さんは、10月17日から19日にかけて愛知県で開催される第45回全国アビリンピックに埼玉県代表として出場する予定です。
アビリンピックとは
「アビリンピック」(ABILYMPICS)は「障害者技能競技大会」の愛称です。この名称は「アビリティ」(能力)と「オリンピック」を組み合わせた言葉で、障がいのある方々が自らの技能を競い合うことで、職業能力の向上を図り、社会全体での障がい者への理解を深めることを目的にしています。
ポラスグループの障がい者雇用への取り組み
ポラスグループは、特例子会社および関連会社11社を通じて、2024年度の障がい者雇用率が3.0%に達しています。この数字は、厚生労働省が定めた法定雇用率を上回っており、今後も障がい者が働きやすい環境づくりを進めていく方針です。また、ポラスグループでは、21世紀における多様性を尊重した職場作りを目指しています。
受賞者の声
布川信恵さんのコメント
「2年連続で金賞を受賞でき、大変嬉しく思っています。今年の大会は昨年よりも難易度が上がり、特に画像の加工の指示がありました。焦りもありましたが、最後の瞬間まで諦めずに頑張ることができました。この経験を活かし、全国大会でも良い結果を残せるように努力します。」
空田聡さんのコメント
「前回の大会以降、業務で技能を意識して取り組んできましたが、今回はその成果を発揮できたと思います。業務を通じて学んだことをベースに、様々な方のご指導を受けながら挑戦できたことが嬉しく思います。これからも課題に向き合い、成長を続けていきたいです。」
まとめ
アビリンピック埼玉大会でのポラスグループの活動は、障がい者の技術力向上に寄与するだけでなく、社会全体の意識を変えていく重要な一歩です。金賞を受賞した2名の活躍に、今後も大いに期待したいと思います。