デフリンピック内定選手とタミヤ社員の意義ある対談企画
株式会社タミヤホーム(埼玉県所沢市)は、2025年東京でのデフリンピック開催に向け、聴覚障がい者支援やデフフレンドリーな社会の実現に向けた取り組みを行っています。その一環として、デフリンピック2025に出場予定の宮川百合亜選手との対談が実現しました。
このプロジェクトは、タミヤホーム内部のアスリート経験者が多い社員の特性を活かし、相互理解をさらに深めることを目指しています。今回の対談には、元なでしこリーグ選手の井指楓さんと、リオオリンピック出場経験のあるボクサー森坂嵐さんが参加し、それぞれの視点から聴覚障がい者との共生について意見を交わします。
対談の意義と背景
タミヤホームは、聴覚障がいに対する理解を深め、受け入れ合える社会を築くためのデフフレンドリー企画を戦略の一部として推進しています。多くのアスリートが在籍するという特徴を生かし、障がいの有無を超えたコミュニケーションを促進することが目的です。アスリート同士の交流を通じて、スポーツの力が持つ可能性を広げることが期待されています。
宮川百合亜選手とは
宮川選手は、デフテニス界において多くの実績を持つ若きアスリートです。彼女は2025年のデフリンピック出場を目指し、国内外での大会でも目覚ましい成果を上げています。聴覚障がいを持ちながらも、スポーツに対する情熱で世界を相手に戦っています。
タミヤ社員の想い
元アスリートの井指さんと森坂さんは、宮川選手と直接交流することで、聴覚障がいの理解を深めることに強い関心を持っています。対談では、宮川選手の競技における挑戦や、アスリートとしての情熱、障がいに対する想いや取り組みを深く掘り下げる予定です。
対談の詳細
このプロジェクトは、2025年7月28日に東京都目黒区で行われる合同囲み取材として実施され、対談の模様はタミヤホームのオープン社内報noteにて8月に公開される予定です。取材には、競技体験や感想インタビューも含まれ、参加者はアスリートとしての貴重な体験談を語る機会が設けられます。
今後の展望
タミヤホームは、デフアスリートと聴覚障がい者との交流を通じて、より良い共生社会を実現するために引き続き努力していく方針です。聴覚障がいに対する理解と支援を深め、タミヤホームならではのサービスを展開することで、誰もが安心して利用できる環境を整えたいと考えています。
タミヤホーム代表の田宮明彦氏は、今回の取り組みを通じて、社員が新たな視点を得て、社会全体への理解が深まることを期待しています。また、スポーツを通じて、聴覚障がい者や一般の方々が共に楽しめる環境を作っていくことが、デフフレンドリー企画の真の目的です。
結び
タミヤホームのデフフレンドリー企画は、単なるスポーツの枠を超え、聴覚障がい者との交流を通じて、企業のサステナビリティや社会的責任を果たすための重要な一歩です。今後もこの取り組みを通じて、多くの人々に必要な支援を提供し、真の相互理解と共生を実現していくことが目標です。