ヒガノがフィールド工業をグループ化し外構業界に挑戦

埼玉県草加市に本社を置くヒガノ株式会社が、東京都練馬区に本社を構える株式会社フィールド工業の経営権を取得し、グループ会社とすることを発表しました。この動きは、外構・建築景観分野におけるサービスの一気通貫体制を強化するものであり、業界内での競争力を高めることが期待されています。

ヒガノの歴史と使命

ヒガノは70年以上の歴史を有し、「ものづくり」を大切にしながら事業を展開しています。建築業界向けの金属製品メーカーとして、特に「空間に感動を」というミッションを掲げ、社員全員がこの目標に向かって日々努力しています。ヒガノの成長計画には、外構、外装、内装の製品ラインナップの拡充が含まれており、より広範なサービス提供を目指しています。

フィールド工業の強み

フィールド工業は1986年に設立された会社で、公共施設や戸建住宅における外構工事を専門としています。その経験は約40年にわたり、より安全で安心な施工を提供するための努力が続けられています。彼らは「任せて安心フィールド工業」をスローガンに掲げ、顧客に信頼されるパートナーであることを目指しています。

両社のシナジー効果

ヒガノがフィールド工業をグループ化した背景には、両社の技術やノウハウの共有が非常に重要である点があります。この提携により、外構工事の多様なニーズに対して、より一層の品質とサービスの向上が期待されています。特にヒガノの製品が持つ機能性とデザイン性がフィールド工業の外構工事と融合することで、新たな価値を創出することが可能となるでしょう。