新感覚ビール「ピモール」誕生
埼玉県に位置する十文字学園女子大学が、産学官連携プロジェクトとして新しいクラフトビール「ピモール」を開発しました。このビールには、山梨県笛吹市で育った「春日居の桃」を使用しており、2026年9月から販売される予定です。この取り組みは、若者のビール離れに対抗し、地域の活性化を目指しているのです。
プロジェクトの背景
最近のビール業界では、特に若年層の消費が減少傾向にあります。そこで、クラフトビールの人気が高まるなか、十文字学園女子大学が注目したのが、地域の特産を活かしたオリジナルビールの開発です。過去の成功作として、イチゴを用いたビールが高い評価を得た経験から、さらなる新たな挑戦が続きます。
フルーツビールの魅力
今回の「ピモール」は、山梨県笛吹市の「春日居の桃」と埼玉県ときがわ町の「福みかん」を使用したフルーツビールです。桃の甘い香りとフルーティーな飲み口が特徴的で、特に若い世代にアピールできる商品になることが期待されています。
商品の特徴
「ピモール」の開発には、地元の東和AGワークス株式会社が協力しており、規格外の「春日居の桃」をビールの原料として使用。これは市場に出回ることが難しい品ですが、農業支援やフードロス削減にも繋がる重要な取り組みです。
ネーミングの由来
ビールの名前は、学生たちのアイデア投票で決定されました。「ピモール」は桃の香りや味わいを見事に表現しています。
学生の力
このプロジェクトには、十文字学園女子大学の複数の学科から estudiantesが参加しています。食品開発学科の学生たちは、プロジェクトの企画や味・香りの調整を担当し、社会情報デザイン学科ではネーミングやラベルデザインなどを考案。
学生たちは、製造工程をプロの指導のもとで体験し、味わい深いオリジナルビールを完成させるために尽力しました。
商品化に向けて
ビールの仕込み、ラベル製作、製造工程のすべてを学生たちが手掛け、それを通じて多くの学びを得ました。「ピモール」は2026年9月に完成し、学内や地域イベントで順次販売される予定です。また、10月にはさらなるフルーツビールも発売予定で、埼玉県産の「福みかん」を使用する計画が進行中です。
今後の展望
「ピモール」および続編のビールは、10月に開催される学園祭「桐華祭」でも販売される他、スポーツイベント等でも展開が予定されています。これにより、地域活性化のさらなる実現が目指されています。
学校の理念
九十年近くの歴史を有する十文字学園は、女性が社会で頼りにされる存在になることを育成することを目指しています。若者が地域に貢献できるようにと願いを込めて、クラフトビールの開発が進められているのです。常に新しい可能性を求め、社会に役立つ人材を育てる取り組みは、今後も続いていくでしょう。
参考リンク