岡山大でのAIイベント
2025-05-13 00:17:22

岡山大学でAIと起業が交差する未来を考えるイベントが開催

岡山大学での未来を見据えたコラボイベント



2025年5月12日、岡山大学津島キャンパスにて、岡山大学のデータサイエンス部と東京大学から派生したスタートアップが共催するコラボイベントが開催されました。このイベントは、地域中核大学イノベーション創出環境強化事業の一環として行われ、AIやスタートアップ、地域におけるイノベーションに興味を持つ約100人の学生や教職員が参加し、盛況となりました。

イベントの概要



イベントの冒頭には、東京大学の松尾研究室から生まれた株式会社2WINSのCEO、小川椋徹氏が登壇しました。小川氏は「研究成果は実社会での応用でこそ価値がある」と強調し、自身の研究を基にしたAI技術の事業化に関する経験を紹介しました。彼は「岡山から世界に向けてイノベーションを起こそう」と呼びかけ、地域からの発展を促しました。

続いて、岡山大学発のベンチャー、Acaridgeの代表である大西一碧さんが登壇し、研究者と学生をつなぐプラットフォームの構想について説明しました。このプラットフォームは、学生が早期から研究に携わることによって、研究のスピードとキャリア形成を両立させることを目的としています。ここでの発表は、学生たちの関心を引くものでした。

さらに、岡山大学のデータサイエンス部に所属する熊谷素生さんも、自部の活動と、他大学や企業との連携プロジェクトについて紹介しました。彼の講話では、先端技術を学生自身が学び、実践する重要性が力説されました。

パネルディスカッションの盛況



パネルディスカッションには、小川氏や大西さん、熊谷さんに加え、株式会社2WINSの関野雄大氏が参加し、学生起業、AI技術の社会実装、グローバルな展開について熱心に議論を交わしました。参加していた学生からも活発な質問が寄せられ、大学で得た知識をどう社会に生かすかという意識の高さが伺えました。

交流会での情報交換



イベントの後半には、企業による展示ブースと交流会が設けられ、参加者は登壇企業や関係者と最新の技術やキャリア形成について情報交換を行いました。この交流は、学生にとって実践的な学びの場となり、有意義なネットワークを築く機会となりました。

今後の展望



岡山大学は今後も学生の挑戦を支援する実践的な学びの場を提供し、地域と世界をつなぐ人材育成に努めていきます。このような取り組みを通じて、岡山大学の特徴的な研究やイノベーションの可能性が広がることを期待しています。

このイベントは、未来への第一歩であり、参加した学生たちは実際のビジネスシーンや学術研究の結びつきを実感したことでしょう。岡山大学のさらなる活動に注目していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 AI技術 スタートアップ

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。