埼玉県のともつくネットが新たな取り組みを加速
先日、埼玉県さいたま市に本社を構える株式会社AQ Groupが主導する「中大規模木造建築 共創〈ともつく〉ネット(略称:ともつくネット)」の加盟企業3社が、国土交通省の「令和8年度優良木造建築物等整備推進事業」に採択されました。これにより、木造建築の普及を目指すともつくネットの取り組みが更に進展し、地域の新たなランドマークが誕生することが期待されています。
各加盟企業が手掛けるプロジェクト
今回採択されたプロジェクトは、以下の3社が手掛けるもので、それぞれ純木造での建築計画です。これらの建物は地域において、環境に優しい持続可能な建築のモデルケースともなり得るでしょう。
1.
株式会社タカカツグループホールディングス
宮城県の企業で、店舗と共同住宅からなる地上4階建ての建物を建設します。地下鉄南北線「長町1丁目駅」から近く、地域の中心地に立地することで、木造建築の可能性を広げる試みとなります。
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所在地:宮城県仙台市太白区仙台長町1丁目
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延床面積:623.36㎡
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用途:店舗・共同住宅
2.
株式会社 辰建
東京都文京区に本社を置く辰建では、難条件の土地に建物を建設する挑戦がなされます。地上4階と地下1階からなる混構造の本社ビルを計画しており、木造建築の可能性を周知させる役割も果たします。
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所在地:東京都文京区本郷4丁目34-15
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延床面積:238.46㎡
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用途:事務所
3.
株式会社コラム建設
神奈川県秦野市を拠点にするコラム建設は、自社の施工ノウハウを生かした生きたショールームを展開します。地域材を使用した木造建築として、地域活性化にも寄与することを目指しています。
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所在地:神奈川県小田原市酒匂5丁目1-51
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延床面積:593.74㎡
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用途:事務所・共同住宅
ともつくネットの強さ
ともつくネットは、AQ Groupが開発した「AQ木のみ構法」を基盤に、中大規模木造建築の普及を目指しています。この構法は、高い耐震性と意匠性を両立し、木の温もりを活かした空間を実現するために設計されています。このたび、採択されたプロジェクトは、いずれもAQ木のみ構法を取り入れており、その技術力が高く評価されています。
昨年も100%の採択を達成したともつくネット。今回は3プロジェクトが国交省事業の支援を受け、2050年のカーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、木造建築の社会的な枠組みをさらに強化することが期待されています。
まとめ
これらのプロジェクトは、地域に新たな価値を提供するだけでなく、全国的にも注目される事例となり得ます。埼玉・東北の木造建築の未来とともに、地域工務店や地場ゼネコンが力を発揮する場が確実に増えることでしょう。ともつくネットの次なるステップに期待が高まります。