岡山大学とタイの協定
2025-09-30 01:47:25

岡山大学とスラナリー工科大学、がん治療果たす国際協定を締結

岡山大学とスラナリー工科大学の新たな協定



2025年9月24日、国立大学法人岡山大学の中性子医療研究センター(NTRC)は、タイ・スラナリー工科大学(SUT)とホウ素中性子捕捉療法(BNCT)に関する国際交流協定を締結しました。この協定の調印式は、スラナリー工科大学のキャンパス内で行われ、両大学の幹部が出席しました。

岡山大学側からは、成瀬恵治教授と井川和代特任准教授が参加。式典では、今後の研究協力が強調され、両大学の専門性を活かした共同研究の重要性が確認されました。この協定は、がん治療を進化させるための両大学間の連携を円滑に進めることが期待されています。

ホウ素中性子捕捉療法の重要性


BNCTは、がん細胞を選択的に攻撃することができる新たな治療法として注目されています。この治療法は、放射線を用いており、早期のがん発見や進行がんの治療に効果が期待されています。岡山大学の中性子医療研究センターは、BNCTの研究を2017年から推進しており、地域医療の向上に寄与することを目指しています。

スラナリー工科大学は、タイ国内での技術革新や医学の進展に寄与するため、多くの研究プロジェクトを展開しています。今回の協定締結によって、岡山大学の専門知識とスラナリー工科大学の技術力を融合させ、がん治療における新たな可能性を切り拓くことが期待されています。

地域への貢献


この協定が成立することで、日本とタイ両国の科学技術分野における国際的な協力が強化され、地域社会にも大きな影響をもたらすことになります。研究成果を通じて、地域住民が新たな治療法の恩恵を享受できることが期待されます。

国際的な視点からも、今回の取り組みは重要な一歩であり、岡山大学はその特徴ある研究機関としての役割を果たしていく所存です。地域社会の健康と福祉を向上させるためのビジョンを持ちながら、さまざまな国との協力関係を築いていくことが求められています。

期待される成果


佐藤法仁副理事・副学長は、「この協定が、新たな研究や待ち望まれている治療法の開発を加速させるとともに、地域の特色ある研究大学の取り組みに大きな影響を与えることを期待しています」と語っています。

今後も岡山大学は、タイとの共同研究を通じて、がん治療の進展と地域社会への貢献を図る活動を続けてまいります。引き続き、岡山大学の取り組みにご期待ください。

お問い合わせ


詳しい情報や、協定に関するお問い合わせは岡山大学の公式ウェブサイトをご覧ください。


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