岡山大生の貴重な経験
2025-12-02 23:05:31

岡山大学の学生がASEANスマートシティ会合に参加し貴重な経験を得る

岡山大学学生がハイレベル会合に参加



岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム(GDP)の学生5名が、11月10日に香川県高松市で開催された「第7回日ASEANスマートシティ・ネットワークハイレベル会合」に参加しました。この会合は、国土交通省の主催により、ASEAN諸国や日本の政府関係者、都市開発の専門家たちが集う重要な場となっています。

会合の主なテーマは「インクルーシビティ」であり、参加者はインクルーシビティの視点からスマートシティの実現に向けた様々な取り組みを議論しました。会合の初めには基調講演が行われ、その後にASEAN各国の取り組みの紹介や防災や人間中心のデザインに関するパネルディスカッションが実施されました。この中で成功事例やその要因について多くの意見が交わされました。

GDP生たちは学生コーディネーターとして出席し、会合の進行を傍聴しました。また、官民によるビジネスマッチング・セッションにも参加し、都市化や交通、廃棄物管理、スマートインフラに関する日本企業とASEAN各国の省庁関係者とのつながりを深める役割を果たしました。彼らはASEAN側の代表団に同行し、企業とのコミュニケーションを支援しました。

4年生のNguyen Kha Manhさんは、「政府関係者や専門家が参加している中で、私たちがどこまで貢献できるか不安でした。しかし、このようなハイレベル会合に参加し、地域協力がどのように進行するかを近くで見ることができたのは大変貴重な体験でした。」とコメントしています。彼はASEANと日本の橋渡し役として全力で支援したことを誇りに思っています。

会合を経て、GDP生たちはJICAやその他の国際開発機関、日本企業と連携した都市洪水、廃棄物処理、交通渋滞、空間モニタリングなどの課題に取り組む姿を目の当たりにしました。また、国境を越えた対話の重要性や、各国の協力によってより強靭な未来を築く意義について深く理解する機会ともなりました。

学生たちは、国土交通省への感謝の意を示し、得た経験や知識を今後の学びに活かしていく意欲を表明しました。これからも地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学の取り組みに期待が寄せられています。

学生たちの記念撮影

このように、岡山大学の学生たちは、参加した会合を通じて貴重な国際経験を得ており、今後の成長に向けた大きな一歩を踏み出しています。特に、スマートシティ分野は今後ますます重要となるため、これらの経験が彼らにとっての貴重な財産となることでしょう。地域と国際社会との架け橋を担う学生たちの活動は、岡山大学の発展だけでなく、地域の未来にも大いに貢献していくことが期待されています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 岡山大学 ASEAN スマートシティ

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。