国際シンポジウム開催
2025-05-04 17:51:21

岡山大学主催の国際シンポジウムが三朝町で開催されます

岡山大学高等先鋭研究院の惑星物質研究所が、2025年3月4日と5日の二日間にわたり、鳥取県三朝町のホテルで国際シンポジウム「MISASA VIII」を開催します。本シンポジウムは、国内外からの研究者が集まり、地球外の環境—特に月面や火星の表面—についての理解を深め、その後の長期滞在の可能性を探ることを目的としています。参加者は、大学院生16名を含む全63名で、多様な分野の最前線で活躍する研究者たちです。

今回のシンポジウムでは、東京大学の杉田精司教授やフランスのナント大学のMangold Nicolas教授が講演を予定しており、それぞれの研究に基づく最新の知見が紹介されます。特に、月や火星の探査に関する新しい成果や、それらを支える室内実験から得たデータは、今後の惑星探査のさらなる発展に寄与するでしょう。

シンポジウムの初日には、岡山大学の那須保友学長による乾杯の後、鳥取県中部総合事務所の木本美喜所長や三朝町の松浦弘幸町長も出席し、地域との交流や意見交換の時間が設けられます。これにより、参加者同士が知識を共有し合い、新たなコラボレーションの機会も期待されます。

また、「MISASA VIII」では、惑星表層環境科学の研究方向性についても重点的に議論されます。この分野は、国際的に活発な研究であり、今後の探査計画において中心的な役割を果たすことが期待されています。研究所の取り組みは、単に学術的な意義をもつだけでなく、広く社会に影響を与える新たな知識や技術の革新を生み出すためのものでもあります。

惑星物質研究所は、宇宙科学の研究を通じて社会に貢献することを目指しています。岡山大学は地域中核の大学として、持続可能な未来の構築に寄与するための研究と教育の活動に取り組んでいます。今後も新しいプロジェクトや研究成果の発信に期待が寄せられています。

最先端の研究が繰り広げられる「MISASA VIII」は、惑星科学に興味を持つ人々にとって重要なイベントであり、未来の宇宙探査にとっても大きな意義を持つものになるでしょう。岡山大学のさらなる取り組みにご注目ください。


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