ASTRA FOOD PLAN優勝
2025-09-05 14:48:29

埼玉のASTRA FOOD PLANがICC KYOTO 2025で優勝!フードテックの未来を切り開く

埼玉のASTRA FOOD PLANがICC KYOTO 2025で優勝!フードテックの未来を切り開く



2025年9月2日、京都市で開催された「Industry Co‑Creation(ICC)サミット KYOTO 2025」で、埼玉県富士見市に拠点を置くフードテックスタートアップ、ASTRA FOOD PLAN株式会社がスタートアップ・カタパルトにおいて栄冠を手にしました。加納千裕氏が代表を務める同社は、「サステナブルな社会の実現」をミッションに掲げており、革新的なアイデアを通じて食の未来を変えるべく日々取り組んでいます。

ICC KYOTO 2025とは?


このカンファレンスは、「ともに学び、ともに産業を創る」をテーマに、日本最大級の規模で実施され、約1,200名の参加者が集結しました。特に注目を集めているのは「スタートアップ・カタパルト」であり、スタートアップ企業が自社のビジョンやビジネスモデルを7分間で発表するピッチ型コンテストです。

加納千裕氏のプレゼンテーション


ASTRA FOOD PLANは、スタートアップ・カタパルトで12社の競合の中、加納氏がトップバッターとして登壇。独自開発した「過熱蒸煎機」を用いて、食品ロスの社会課題を解決することの重要性を訴えました。経験豊富な29名の審査員から高い評価を受け、最も得点が高い26点で見事に優勝を果たしました。

ASTRA FOOD PLAN プレゼンテーションの様子

食品ロス問題への挑戦


加納氏は、フードロスの中でも特に生産・加工段階で出る「かくれフードロス」に焦点を当てて説明しました。日本国内では年間2000万トン以上の食品が廃棄され、その多くが産業廃棄物として処理されています。この問題に対し、ASTRA FOOD PLANはわずか10秒で食品を乾燥・殺菌できる「過熱蒸煎機」を開発しました。

過熱蒸煎機の革新


この装置は、400℃の過熱水蒸気を利用し、エネルギーコストも従来の廃棄コストよりも安価です。また、フリーズドライに比べ、圧倒的に速く栄養や香りを保持しています。実際に、吉野家ホールディングスに導入した例もあり、年間最大250トンのタマネギ端材をパウダー化することに成功しました。この新たなビジネスモデルは


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