液体せっけんの量り売りが千葉のデポー園生でスタート
千葉市稲毛区に位置する「デポー園生」で、2025年11月から環境に優しい液体せっけんの量り売りサービスが始まります。これは生活クラブ事業連合が推進する、プラスチック容器の使用を削減し、持続可能な社会を実現するための取り組みの一環です。この新たなサービスは、東京、神奈川、埼玉、千葉の15店舗に広がっており、今後さらに多くの店舗でも実施される予定です。
量り売りの詳細
デポー園生では、以下の6種類の液体せっけんが量り売りされます。実施される商品は、
- - ハンドソープ
- - ボディシャンプー
- - キッチン用液体せっけん
- - 洗濯用液体せっけん
- - 台所用液体せっけん おれんじ
- - お風呂洗い用せっけん
この取り組みにより、年間で約38.5kgのプラスチックが削減できる見込みです。液体せっけんを量り売りで購入することによって、必要な量だけを選んで買うことができ、無駄を省きながらエコ活動にも参加できます。
容器持参でさらにエコ
この量り売りの利用方法はシンプルです。まず、自分の容器を持参します。店内にはセルフ計量器が設置されており、持参した容器の重さを量って、液体せっけんを詰めて購入します。容器の重さを差し引いた金額で清算ができるため、無駄のないお買い物が可能です。最低20gからの購入が可能なため、少量購入も柔軟に対応しています。
生活クラブの目指す方向性
生活クラブは、1965年に設立され、現在では約42万人の組合員を有する生協です。安全で健康的な食材の共同購入を通じて、持続可能な生活を推進し、環境に優しいサービスを展開しています。液体せっけんの量り売りは、組合員の意見を反映した結果として生まれた取り組みであり、今後もより多くの人に利用してもらうことを目指しています。
さらなる脱プラへの取り組み
デポー園生では、他にもプラスチック削減の取り組みを行っています。洗って繰り返し使えるリユースびんの導入や、バラ売りの野菜販売、プラスチックトレイを使用しない値札シールの工夫など、顧客と環境に配慮したサービスを提供しています。
生活クラブは、地域や世代を超えた循環と共生を目指し、SDGs(持続可能な開発目標)に基づく活動を続けています。本業を通じて環境問題に取り組む姿勢は、未来の世代に向けた大切なメッセージとなっています。
まとめ
「デポー園生」で始まる液体せっけんの量り売りサービスは、環境に優しい生活を実現するための一歩です。消費者一人ひとりが取り組むことで持続可能な社会が育まれることを願い、ぜひこの機会に訪れてみてはいかがでしょうか。今後も生活クラブは、地域のニーズに応えながら、様々なエコな取り組みを推進していく予定です。この新しいサービスの登場が、より多くの人々に eco-conscious な生活の楽しさをもたらすことを期待しています。