しまむら衣料品回収
2025-11-05 12:39:26

しまむらが実施する衣料品回収イベントでサステナブルな未来へ向かう

しまむらが900店舗で衣料品回収を実施



埼玉県さいたま市に本社を置く株式会社しまむらが、循環型社会の実現に向けた取り組みの一環として、全国の900店舗において衣料品の回収活動を行います。このイベントは、10月27日から11月11日までの期間中に実施され、より持続可能な未来を築くための重要なステップとして注目を集めています。

PASSTOによる新しいリユースの取り組み



今回の回収イベントでは、株式会社ECOMMITとの協力のもと、従来のリサイクルに加えて新しいリユースを促進するために、PASSTOという取り組みを導入します。PASSTOは、使われなくなった衣料品を地域で集め、再活用する仕組みです。回収された衣料品は専用のサーキュラーセンターに集められ、専門スタッフにより選別されます。選別された衣料品は、リユースとして国内外で再販売される一方、リサイクルルートを通じて新しい製品へと生まれ変わります。

実施の背景とこれまでの活動



しまむらでは、これまでに約170トン以上の衣料品を回収しており、その中から生まれたサステナブル商品を2024年から販売を開始します。この取り組みは、ただのリサイクル活動にとどまらず、衣料品のリユースとリサイクルを通じて持続可能な社会を目指すものです。回収された衣料品から再生素材を使用した商品も、今後の販売に活用される予定です。

具体的な回収内容



回収期間中、しまむらの店舗で受け付けている衣料品は、他社の商品も対象になっています。ただし、対象外となる品目には下着、靴下、靴、服飾雑貨、寝具類、革製品が含まれますので注意が必要です。また、持ち込む前には必ず洗濯をし、貴重品が入っていないか再確認することが求められています。

サステナビリティ活動「しまエコ」



しまむらは、環境への取り組みを「しまエコ」と名付け、その活動のロゴマークを制定しています。この活動を通じて、ごみの削減や資源の再利用、環境配慮型商品を増やすことを目標としています。しまむらの公式ウェブサイトでは、これらの活動の詳細が確認できるので、気になる方はぜひ今一度目を通されることをお勧めします。

「MUDA ZERO」プロジェクトとの連携



また、株式会社カイタックファミリーとも提携し、「MUDA ZERO」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、回収された衣料品を糸や生地、製品としてリサイクルし、持続可能なファッションの普及を目指すものです。「MUDA ZERO」は、今後も多くの衣料品が循環し、新しい価値が生まれることを目指しています。

PASSTOとは?



PASSTOは「次の人に渡す、未来へつなぐ」という理念のもと、地域で不要品を回収し、適切に選別することでリユース・リサイクルを行っています。回収された衣類のリユース・リサイクル率は約98%に達し、単に廃棄されるのではなく、循環することで環境負荷の軽減に貢献しています。

まとめ



しまむらの衣料品回収は、サステナブルな社会を目指す地域の一環として、重要な役割を果たしています。広がる取り組みに参加し、一人ひとりができる小さなアクションを通じて、未来をより良い方向へ導いていきたいですね。また、回収した衣料品からやがて生まれる新たな製品にも、ぜひ期待していきたいところです。今回のイベントが、地域全体の意識を高め、新しい循環社会の構築に寄与することを願っています。


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