地元企業の寄附による交通安全プロジェクト
入間市では、交通安全対策において生徒たちが主体となる新たな取り組みが進められています。入間市交通安全対策推進協議会が中心となり、中学校の統合によりで自転車通学が新たに始まる西武中学校の通学路において、生徒たちが自らデザインした交通安全の路面ステッカーと電柱幕の設置が計画されています。これにより、通学路の安全性を確保するだけでなく、生徒たちの意識向上も図られます。
生徒たちの想いを形に
2026年3月9日(月)、生徒たちが自らの手で路面ステッカーを貼り付ける作業も開始される予定です。このプロジェクトは、地元の運送会社からの寄附金を財源としており、その寄附金は従来の交通遺児支援だけでなく、交通事故を未然に防ぐための対策全般に活用されることになりました。最近、交通遺児の数は減少傾向にあり、市は寄附の目的を拡大することが求められていたのです。
通学環境の変化とリスク
令和7年4月には、西武地区の中学校が統合された影響で、旧西武中通学区域の生徒は自転車通学の対象となりました。約60名の生徒が自転車を利用することで、新たな事故リスクの増加が懸念されています。このことから、生徒自身が通行車両や自転車の利用者へ注意喚起を促すことが急務となっています。
生徒によるデザインプロセス
このプロジェクトでは、生徒たちが授業を通じて「自分ごと」として交通安全について考え、自由にイラスト案を提案しました。その中から選ばれた24名の安全委員たちが、共に意見を出し合い、「スピード落とせ」という標語が最終的に採用されました。これは自動車と自転車の両方への呼び掛けとして、非常にシンプルで分かりやすいメッセージです。今回、路面ステッカーは40枚、電柱幕は20枚が計画されており、通学路の合計60ヶ所に設置されます。
地元企業の寄附に支えられた取り組み
過去には、交通遺児への支援が寄附金の主要な用途でありましたが、近年ではその数が減少していることもあり、寄附者の意向に応じて用途を広げることが求められていました。青伸産業運輸株式会社と株式会社野村運送が寄附を行い、地域の交通安全を守るための先進的な試みが行われています。
生徒たちの行動が地域の安全意識を高める
この通学路における取り組みは、生徒たちが地域の安全を自ら守る姿勢を育むだけでなく、地域社会全体の交通安全への意識を高めることに繋がります。生徒たちの自発的な行動が、より安全な通学環境を形成し、地域全体の安全意識の向上を促すことを期待されています。
取材のお知らせ
2026年3月9日(月)15:30以降には、実際の施工の様子が行われます。生徒たちが自らデザインした路面ステッカーを粘着させる姿や、周辺の通学路の状況を取材する機会がありますので、報道関係者の皆様にはぜひ取材をお願いしたいと考えています。明るい未来のために、入間市が描く交通安全の取り組みをご覧ください。
この取り組みは、入間市の未来を築くための重要な一歩であり、生徒、地域住民、企業が協力して交通安全の意識を高める姿勢が更なる活力を生み出します。地域の安全を育むこのプロジェクトが、多くの人々に認識され、広く実践されることを願っています。