台湾スタートアップ情報
2025-07-08 09:45:21

台湾スタートアップの新たな技術発表、埼玉での商談多発!

台湾パビリオンの成功を振り返る



2025年6月24日と25日の2日間、埼玉県川越市のサンテックス本社ショールームで開催された「エリアサーカス」の特別展示「台湾パビリオン」が、延べ300名を超える多くの来場者を迎えました。このイベントでは、台湾のスタートアップによる最新の技術やソリューションが披露され、日本の事業会社や製造業関係者との活発な交流が繰り広げられました。

台湾パビリオンとは


「台湾パビリオン」は、株式会社サンテックスによって主催され、株式会社ニリックの企画協力のもと行われました。ここで紹介された台湾の出展企業は、多様な分野で革新的な技術を提供しました。来場者は実機デモを通じて、具体的なビジネスニーズや技術適用の可能性を体感しました。

出展企業紹介


  • - FREE Bionics Japan株式会社
- 「FB SUIT」と呼ばれる腰用パワースーツを中心に、リハビリテーションロボットも展示。装着者の腰部への負担を軽減し、医療や介護の現場での利用実績も豊富です。

  • - Gocochain
- コールドチェーン向けに特化した温湿度データロガー「CoTag」を開発。リアルタイムでの監視が可能で、食品や医薬品の輸送・保管に最適です。

  • - モ-ルドインテル(Moldintel)
- AI及びクラウド連携を活用したプラスチック射出成形支援システムを提供し、品質の安定化や熟練技術の継承をサポートしています。

  • - BILINK株式会社
- 業務自動化ツール「EMILY.RPA」を提供し、多くの業種で導入されています。このノーコードのツールにより、幅広い業界での業務効率化が可能になります。

イベントのハイライト


展示会では、来場者による実機デモ体験が行われ、飲食業や医療、製造、物流、RPAなど多様な分野での台湾のソリューションが紹介されました。デモ実演の中からは、特に腰用パワースーツや温湿度データロガーが多くの注目を集めました。

また、特別セミナーではドローンによる点検デモや、業界別の最新事例が紹介されました。これにより、来場者は台湾スタートアップに対する理解を深め、新たなビジネスの可能性を見出しました。

来場者の反応


来場者からは「スタートアップが持つ尖った技術を知ることができた」とか、「導入に向けた具体的なビジョンが明確になった」といったポジティブな声が寄せられました。一方で、台湾の出展企業からも「よりクローズドな環境だからこそ、質の高い商談につながりやすい」との評価がありました。

主催・企画・協力機関の紹介


「台湾パビリオン」は、埼玉川越を拠点に60年近く製造業を支えている株式会社サンテックスが主催し、出展企業との調整や支援を担当したのは株式会社ニリックと、その協力を得た「スタートアップ支援拠点」の高雄に位置する「Startup Terrace Kaosiung」です。これらの機関が連携することで、台湾企業の日本市場への進出を後押し、地域産業の発展にも寄与しています。これからもこのようなマッチングイベントが増え、様々なビジネス展開が期待されます。


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