岡山大・海外研修
2025-03-11 01:07:24

岡山大学経済学部の学生がラオス・カンボジアでの海外研修を実施

岡山大学経済学部の海外研修の実施



2025年2月16日から23日、岡山大学経済学部の学生たちがラオスとカンボジアで海外研修を行いました。このプログラム、ECBO(Economics Cross-Border studies)には、12名の学生が参加し、現地の大学生や企業、国際支援団体との交流を通して、教育や経済、社会的な課題について学びました。

カンボジアでの体験



カンボジアでは王立プノンペン大学を訪問し、日本語を学ぶ学生たちと積極的に交流を図りました。また、プノンペンのセントラルマーケットなども訪問し、現地の文化や経済に触れることができました。カンボジアはポル・ポト政権時代に大きな苦難を経験した国であり、その影響は現在の教育環境やインフラの未整備など多くの面に見受けられます。

この研修の一環として、ローゼル・ストーンズ・クメール社の西口三千恵社長から、社会課題の解決に向けたビジネスの役割についてお話を伺いました。さらに、シャンティ国際ボランティア会では「教育を受けられないことの影響」をテーマに学びを深め、トゥールスレン虐殺博物館ではカンボジアが歩んできた辛い歴史を直に感じました。

ラオスでの交流



ラオスでは、ラオス国立大学を訪れ、株式会社マージオンのワンマニ・チャンニャケム氏およびヴィエンサワット・センヤーコン氏から、ソーシャルビジネスに関連するトレーニングワークショップの講義を受けました。彼らは高校時代の同級生であり、日本の高等教育を経て、ラオスの発展に貢献する目標を掲げて起業されています。この講義を通じて、学生たちは逆境に負けず、大きな志を抱くことの重要性を学びました。

また、ラオス国立大学の学生やハッケオ学園の生徒たちと交流する中で、彼らが日本をどのように捉えているのかという、新たな視点を得ることができました。JICAラオス事務所も訪問し、教育や雇用の現状を理解する機会を得ました。

学びの成果



この研修を通じて、学生たちは「教育は国の基盤であり、当たり前ではない」という深い気づきを得たようです。日本の教育環境が恵まれたものであることを痛感し、その経験をどのように社会の発展に役立てていくかを考える良い機会となりました。

岡山大学経済学部は、今後もこのような実践的な学びの機会を提供し、国際的に活躍できる人材を育成するために努めていく予定です。地域の中核となる特色ある研究大学として、岡山大学のさらなる取り組みが期待されます。

カンボジアでの集合写真

このように、海外研修は学生たちに貴重な経験と学びを与え、これからのキャリア形成に役立てられるものとなりました。国際社会への理解を深め、将来の可能性を広げるための第一歩として、今後の活躍が楽しみです。


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