ファミリーマートの省エネ対策、遮熱塗装で店舗環境を向上
株式会社ファミリーマートが、創立45周年を迎える2026年に向け、環境に優しい取り組みを強化しています。同社は、約3,000店舗において空調室外機への遮熱塗装を実施し、電力消費の削減とCO2排出量の低減を目指します。この取り組みは、近年の猛暑を考慮しており、空調設備の効率を向上させ、顧客に快適な環境を提供することを目的としています。
導入の背景と目的
近年、日本各地で観測される記録的な猛暑は、店舗の空調に大きな影響を及ぼしています。特に、暑い夏の日には、店舗の空調設備が通常以上に働き、電力消費が増加してしまいます。この課題を解決する施策として、ファミリーマートは遮熱塗装を選択しました。これは、外部からの直射日光による室外機の温度上昇を抑え、熱交換効率を高めることで、電力使用量を減らす狙いがあります。
実施概要と施工の特徴
このプロジェクトは2026年3月から12月までの約9カ月間にわたり進められ、3,000店舗で順次施工を行います。施工プロセスは、洗浄から始まり、3層の耐久性と遮熱性に優れた塗料を使用し、専門的な手法で丁寧に行われます。具体的には、まず室外機を水洗いし、埃や錆を完全に落とします。その後、均一に3層コーティングを施すことで、長期的な遮熱効果を確保します。
追加的な省エネ取り組み
ファミリーマートでは、遮熱塗装に限らず、さらなる省エネを目指しています。具体的には、シー・エイチ・シー・システム株式会社が提供する「CO2センサーを用いた換気制御システム」も導入しています。このシステムは、店内のCO2濃度をリアルタイムで監視し、必要最低限の換気量を確保しつつ、過剰な換気を抑制することで、冷暖房効率を最大限に引き上げ、空調設備への負担を軽減します。現在、8,000店舗以上でこのシステムが導入されており、さらなる省エネ効果が期待されています。
環境負荷低減の取り組み
ファミリーマートは2020年2月に「ファミマecoビジョン2050」を策定し、温室効果ガスの削減、プラスチック対策、食品ロス削減の3つのテーマで積極的に取り組んでいます。遮熱塗装の施行を含むこれらの努力は、同ビジョンに基づいており、エネルギーコストの高騰が続く中でも、持続可能な店舗運営を実現するための手段と位置付けられています。環境と経営の両立を図ることが、今後の重要なテーマとなるでしょう。
45周年に向けた新たなチャレンジ
ファミリーマートが2026年9月に創立45周年を迎えるにあたり、同社は「いちばんチャレンジ」をスローガンに掲げ、環境への配慮と顧客満足度向上に努めています。この取り組みを通じて、お客様が選びたくなる店舗を目指し、さらなる進化を遂げていきます。詳細はファミリーマートの特設サイトをご覧ください。
ファミリーマート45周年特設サイト