札幌市の新事業
2026-04-15 11:28:06

札幌市が新たな特定技能バスドライバー育成事業をスタート

札幌市が新たな特定技能バスドライバー育成事業をスタート



札幌市は、自治体主導の外国人バス運転手育成支援業務を開始し、業務の受託者に教習所系スタートアップ企業「株式会社テトラ・シフト」が選ばれました。これは、特定技能制度を活用し、質の高いバス運転手を育成することを目指した新たな取り組みです。

事業の概要


この事業は、2026年4月15日から2028年10月31日まで実施され、最大で10名の外国人ドライバーを育てることを予定しています。採用先は、「ジェイ・アール北海道バス株式会社」「株式会社じょうてつ」「北海道中央バス株式会社」といった地域のバス事業者で、協力しながら現地での人材育成や支援を行います。

日本のバス業界の課題


日本のバス業界では、深刻な人材不足が問題視されています。2030年度には約3万6000人が不足すると予測され、特に運転手の平均年齢が55.3歳に達し、若い世代の確保が急務となっています。札幌市も例外ではなく、50代以上が運転手全体の64%を占めており、バス路線の維持が困難となっている状況です。

特定技能制度の意義


このような背景の中で、札幌市では特定技能制度を活用したモデル事業を発表しました。この制度では、外国人が日本で就労するために必要な資格や、日本の交通法令についての知識を学ぶことができます。特に、バスやタクシー運転手関連の職種が認められるようになり、外国人に新たな雇用機会を提供します。

テトラ・シフトの役割


テトラ・シフトは、この事業において、全工程をワンストップでサポートすることを特徴としています。運転教育だけでなく、在留資格の申請支援や日本語教育も含まれており、特定技能バスドライバーに必要な幅広いサポートが提供されます。また、入国前から安全な運転教育を実施し、地域に貢献できるドライバーを育てることを目指しています。

プログラムの内容


テトラ・シフトが手がけるこのプログラムでは、以下のポイントが重視されています。

1. 入国前の教育: 開発されたテキストやオンライン講義を通じて、交通ルールや運転マナーを学びます。
2. 現地での実車教育: ベトナムでの運転教育を実施し、日本式の運転技術を身につけます。
3. 免許取得サポート: 入国後に「羽生モータースクール」で普通免許から大型二種免許を取得するための全面的支援が行われます。

今後のスケジュール


事業は段階的に進行し、まずは2026年5月頃から人材募集が始まります。その後、現地での日本語教育や運転教育を行い、2027年11月にベトナムからの入国予定となっています。入国後には、いよいよバス運転手としての研修を受けることとなります。

地域への効果


札幌市は、この取り組みにより持続可能なバス運行を支える基盤を強化すると共に、地域の交通インフラの確保を目指しています。市民に対しても安心して利用できるサービスを提供し、地域の皆様に愛される運転手を育成することで、公共交通全体の発展に寄与することを目指しています。

札幌市の新たなチャレンジは、他の自治体にも波及する可能性があり、日本全体のバス業界における外国人材の活用が促進されることが期待されています。テトラ・シフトはこの責任を強く感じつつ、地域貢献に向けた取り組みを今後も継続していく所存です。


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