ポラスグループが国際的デザインアワードにて受賞
埼玉県越谷市を拠点とするポラスグループが、国際的なデザインアワード「GERMAN DESIGN AWARD 2026」にて、3作品が
Excellent Architectureのカテゴリで受賞したことが発表されました。これにより、ポラスグループは4年連続での受賞を達成しました。受賞したのは、中央住宅の2作品とポラスガーデンヒルズの1作品です。以下に、それぞれの受賞作品を詳しくご紹介します。
GERMAN DESIGN AWARDとは
ドイツ連邦議会の後援を受けて1953年に設立された
ドイツデザイン評議会が主催する
GERMAN DESIGN AWARDは、2012年から開催されています。このアワードでは、建築・製品デザイン・コミュニケーションデザインの3部門があり、世界中から推薦された作品が審査され、それぞれの優れたデザインが表彰されます。詳細は公式サイトをご覧ください。
GERMAN DESIGN AWARD公式サイト。
受賞作品の紹介
1. MACHIE 東川口
- - デザイナー: 山下 隆史
- - 受賞部門: Excellent Architecture - Architecture - Residential
このプロジェクトは「内庭を持つコミュニティ」を提案しています。各住居は、視線を遮る壁や開口部で囲われた内庭を有し、近隣住民とのつながりを育む空間を形成します。賑やかさと静謐さが共存するこの設計は、多様なライフスタイルを受け入れ、持続可能なコミュニティへと導くビジョンを提示しています。審査員からは、プライバシーとコミュニティの調和を実現し、見る人を惹きつける魅力的な設計だと評価されました。
受賞ページ
2. THE PROVE 津田沼
- - デザイナー: 山下 隆史、山﨑 正吾
- - 受賞部門: Excellent Architecture - Interior Architecture - Residential
非日常感に満ちた住宅がテーマのこのプロジェクトは、隠れ家的な宿をイメージした2棟から構成されています。「旅心土間」と「陰影礼賛」の二つのコンセプトで、伝統的な日本の建築様式を再解釈し、洗練された空間を創り出しています。自然光を巧みに取り入れた設計が印象的で、審査員からは本物の素材と光と影の調和が作り出す空間の魅力を称賛されています。
受賞ページ
3. NOEN 柏・逆井
- - デザイナー: 工藤 政希、志保澤 敦、樋上 周作、他
- - 受賞部門: Excellent Architecture - Architecture - Residential
ブルーベリー畑があった土地に誕生したこの住宅地は、「エンが住民をつなぐ」というテーマの下、全8棟で構成されています。周囲の環境を生かした設計が特徴で、住民同士のコミュニティを育むために、広々とした空間と共用施設が設けられています。設計は現代的な居住を実現し、独特の場所を創造することに貢献しています。ここでも審査員たちは、特に交通ゾーンの分離と緑地の統合が新たな居住の基準を打ち立てていると評価しました。
受賞ページ
まとめ
ポラスグループの3作品は、住まいのあり方やコミュニティの形成において、デザインを通じた新たな価値を追求しています。この4年連続の受賞は、彼らの持続可能な住宅デザインの理念が国際的に評価されている証拠です。今後もその動向に注目したいところです。詳細は公式サイトをチェックしてください。
ポラスグループ公式HP