子どもたちが育む食育
2026-07-21 16:27:46

五感を活かした食育活動で子どもたちの力を育む絆友会の取り組み

五感を活かした食育活動で子どもたちの力を育む絆友会の取り組み



埼玉県さいたま市にある社会福祉法人絆友会は、運営する保育園で多様な食育活動を通じて、子どもたちの成長をサポートしています。近年、家庭環境の変化により、子どもたちが実際に食材に触れたり、料理を体験したりする機会が減少している中で、絆友会では「見る」「触れる」「香る」「作る」「食べる」という五感を十分に活かしたプログラムを実施しています。この活動を通じて、子どもたちの好奇心や探究心を刺激し、自ら食を楽しめるように導いています。

食育は「食べる」だけではない



食育の目的は単に食べることを教えることではなく、子どもたちに生命の大切さや感謝の心を育むことにあります。例えば、絆友会が行う食育活動では、旬の食材を用いた体験や食事のマナーを学ぶことが中心テーマとなっており、保育士が大切にしている点です。このような経験が、食に対する嗜好を広げ、未来の健康的な生活習慣を形成する土台となることを旨としています。

保育園での特筆すべき活動



ここで、絆友会が運営する3つの保育園で行われたユニークな食育活動を紹介します。

たじま絆保育園 – クッキング活動で「食べたくなる気持ち」を育む



たじま絆保育園では、子どもたちが食材と親しみながら楽しく学べるように、定期的にクッキング活動を行っています。最近のメニューには「小松菜の納豆和え」がありました。活動はまず、野菜に関する絵本の読み聞かせからスタート。その後、子どもたちは実際に小松菜や納豆を観察し、色や形、香りを楽しみました。「どんな味になるのかな?」と期待を膨らませながら、料理が完成する瞬間を迎えました。最後にみんなで「おいしくなぁれ!」と言って、できた料理をいただきました。このような体験を通じて、普段は苦手な野菜にも興味を持つきっかけとなり、「食べてみよう」という気持ちを育んでいます。

おうじ絆保育園 – 「梅シロップづくり」で季節と待つことの楽しさを教える



おうじ絆保育園では、年長児を対象に毎年恒例の「梅シロップづくり」を実施しました。この活動では、子どもたちが竹串を使って梅のへたを取り除き、一粒ずつ丁寧に洗って、氷砂糖と交互に瓶に入れます。作業中には、「桃みたいな匂い!」「いい匂い!」と梅の香りに目を輝かせる姿がありました。シロップが完成するまで数週間かかるため、毎日その変化を見守る中で、子どもたちは「待つこと」の大切さを学んでいます。完成したシロップは園の夏祭りで家庭や地域の方々に提供されるため、子どもたちの自信にもつながっています。

うきま絆第二保育園とうきま絆保育園 – 調理室の先生による「食事のマナー」



うきま絆第二保育園とうきま絆保育園では、調理室の先生が食育指導を行い、「食事のマナー」をテーマにしました。具体的には正しい姿勢やお茶碗の持ち方、スプーンやフォークの使い方を楽しく学びました。普段から給食を作る先生から直接学べる環境は、子どもたちにとって非常に貴重で、真剣に耳を傾ける姿が印象的でした。

学んだことをすぐに実践する姿も見られ、「背中をピンってするんだよね!」「お皿をちゃんと持てた!」と自らの変化を楽しそうに語っていました。食事を通じた礼儀や感謝の心、健康的な生活習慣の重要性を体験することが、絆友会の提供する食育の特長です。

今後の展望



絆友会は、食育活動を通して子どもたちの「生きる力」を育む重要な保育場としての役割を担っています。季節感を体験し、友だちと共に協力し、自分で作る喜びを大切にし、命をいただくことへの感謝の心を育むことが目標です。

今後も多彩な食育活動を継続し、子どもたちが「食べることが好き」と思える環境づくりに努めていく予定です。また、保育士を目指す学生のボランティアや体験実習も受け入れており、現場での貴重な体験ができる機会を提供しています。

終わりに



子どもたちが笑顔で「おいしい!」と言える瞬間を大切にしながら、社会福祉法人絆友会は引き続き、地域社会の子どもたちとその未来に寄り添った活動を進めていきます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 食育 保育園 絆友会

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。