岡山大CFP WG発足
2025-05-25 18:07:19

岡山大学が新たに発足したCFP Nexus WGが目指す持続可能な未来

岡山大学(所在地:岡山市北区)は、2025年5月20日に「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)」の一環として、新たに「CFP Nexus WG(カーボンフットプリント起点の価値創造ワーキンググループ)」を発足しました。このイベントは、岡山大学共創イノベーションラボKIBINOVEにて盛大に行われ、約60名の参加者が集まりました。

このワーキンググループの主な目的は、カーボンフットプリント(CFP)を起点とする革新的な価値創造を追求することです。参加者は、企業、研究者、学生、さらには金融機関と多岐にわたる背景を持つ方々で、産学官金の多様な関係者が一堂に会しています。今後、これらの多様な主体が連携し、定期的な意見交換と実証プロジェクトを実施することで、グリーントランスフォーメーション(GX)の推進、地域企業の競争力強化に寄与することを目指します。

キックオフミーティングでは、備前発条株式会社、シーピー化成株式会社、MS&ADインターリスク総研株式会社の3社より、それぞれ実際の取り組み事例が紹介され、CFPの「見える化」を超えたBtoC領域での応用や展示会での活用事例が述べられました。消費者行動の分析を通じて新たな価値を生み出す手法についても話があり、多角的なアプローチが展開されています。

今後の展望として、CFP Nexus WGでは、CO2排出量の単なるデータ計算を越え、CFPを起点にした革新的なビジネスモデルの創出を目指す「ネクストステージ」へ進むことが期待されています。具体的には、AIやIoTを活用したデータの自動化、また異業種との連携による持続可能なビジネスモデルの共創などが挙げられています。これにより、消費者の意思決定プロセスを見える化し、地域企業の業務の効率化や生産性向上を図ることができるでしょう。

岡山大学は引き続き、地域と共に実践的な脱炭素化を推進し、カーボンフットプリントを活用した産業構造や社会の革新に取り組んでいく方針です。私たちは、その活動を通じて地域の発展と持続可能な未来を実現することに向けて期待が高まります。

カーボンフットプリント(CFP)とは
製品やサービスのライフサイクル全体において排出された温室効果ガスをCO2換算で数値化し、その情報を有することです。この取り組みは、製品の評価や持続可能性の向上に向けた重要なステップとなるでしょう。

今後も岡山大学の先進的な取り組みにご期待ください。地域の持続可能な未来を共に考え、行動する新たな価値創造のステージが開かれています。


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