岡山大学が開催した科学イベント
岡山大学は、2025年10月13日に倉敷科学センターで「ゲノムでひもとく私のトリセツ 遺伝×カード~科学 × 生き方 × 探究 = Well-being~」という科学イベントを開催しました。このイベントは大学院教育学研究科の十川麗美客員研究員が主導し、公益社団法人福武教育文化財団の支援を受けて実施されました。
当日は中学生や高校生、そして教育関係者を含む約11名が参加しました。特別ゲストとして、岡山県立岡山操山高等学校の「遺伝ガール」横山幸奈さんも登壇し、会場を盛り上げました。
ワークショップの内容と参加者の体験
イベントは、主に「遺伝」や「個性」について語り合うワークショップで構成されており、様々な専門家たちが参加者とディスカッションを行いました。特に印象的だったのは、遺伝学を基にしたカードゲームの実施で、ここでは参加者同士が活発に意見交換をし、科学に対する興味をより一層深めることができました。
参加者からは「遺伝に対する理解が深まった」「専門家に直接話を聞くことで新しい視点が得られた」といった前向きな感想が多く寄せられました。科学を身近に感じることができた数時間は、参加者にとって貴重な体験となったに違いありません。
サイエンスエデュケーション研究会の今後の活動
十川麗美客員研究員が立ち上げたサイエンスエデュケーション研究会では、引き続き「科学 × 生き方 × 探究」をテーマにしたイベントを企画し、誰もが科学を身近に感じられる学びの場を提供することを目指しています。岡山大学は、教職員の挑戦を支援し、地域に根ざした教育と研究を進めることに力を入れています。
期待される効果
今回のイベントを通じて、岡山大学が地域社会における科学学習の普及に寄与することが期待されています。科学が持つ魅力を学生や地域の人々に伝えることで、次世代へ向けた科学教育の基盤を築く重要性が改めて認識されました。
今後の岡山大学の活動に、多くの注目が集まることは間違いありません。地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学が、どのように科学の普及に貢献していくのかが大いに期待されます。皆さんも今後の取り組みにご注目ください。