岡山大特別セミナー
2025-08-27 05:38:00

岡山大学がグローバル人材育成特別セミナーを開催、地域産業の魅力を海外へ発信する挑戦

岡山大学が主催した特別セミナー



2025年8月8日、岡山大学グローバル人材育成特別コースの一環として「クラフトマンシップ光る!メイドイン岡山の逸品×海外展開プロジェクト」と題した特別セミナーが開催されました。このイベントは、日本貿易振興機構(JETRO)と岡山県商工会議所、そして岡山大学の三者による包括連携協定に基づいて実施され、岡山の伝統工芸品の海外展開を目指す内容となっています。

セミナーは、ジェトロ岡山の若林利昭所長からの開会の挨拶で始まり、次に山本明佳係長が講師として登壇しました。前半では、ジェトロの役割や業務内容の紹介が行われ、特に岡山県の伝統工芸品やデザインアイテムに焦点を絞って、地域企業の海外展開の取り組みについて解説されました。

後半には、学生を4つのグループに分け、岡山県の製品(備前焼、デニム、畳・い草製品、木工家具)それぞれの海外展開戦略を考えるワークショップが開催されました。限られた時間の中で、どの国をターゲットにするかや、それぞれの製品のプロモーション方法について、熱心なディスカッションが行われました。特に、一般消費者向けではなく海外の企業を対象にするBtoBビジネスでの難しさを実感しつつ、学生たちは自ら情報を収集し、戦略を練る過程を楽しんでいる様子が印象的でした。最終的には各グループが発表し、講師からのフィードバックを受け取るという貴重な体験となりました。

岡山大学は、今後もジェトロ岡山や商工会議所と連携し、専門家を招いた授業を行うなどして、グローバル人材の育成に努めていく方針です。地域や国際社会に貢献できる人材の育成は、ますます重要なテーマとなっています。

このセミナーに参加した学生たちには、文学部や経済学部、農学部から11人が選ばれ、多様な視点を持って互いに刺激し合いながら活動しました。彼らの努力を通じて、岡山の魅力が国内外に広がり、地域産業の発展につながることが期待されます。

また、岡山大学は「持続可能な開発目標(SDGs)」への取り組みも行っており、地域の未来をともに創る研究大学としての確固たる地位を築いています。今後も地域中核の研究大学として、岡山大学の取り組みにご期待ください。


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