女子中高生向け理系支援プログラムが決定!
進路選択の支援が新たに始まる
理数系に興味を持つ女子中高生を応援するための「女子中高生の理系進路選択支援プログラム」が、2026年度の採択機関を決定しました。このプログラムは、女子学生が理系進路を選ぶ際の心理的なハードルを下げ、科学技術分野への関心を高めることを目指しています。さらに、理系人材の確保を支援し、次世代の女性科学者を育成するための取り組みです。
理系人材育成の背景
第7期科学技術・イノベーション基本計画によると、少女たちが理系を選ぶことを促進するための努力が求められています。また、男女共同参画基本計画では無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)を払拭し、理工系分野への関心を高める取り組みを強化しています。このような中で、プログラムは女子中高生の進路選択の支援を行います。
プログラムの内容と支援
支援プログラムには、1件当たり最大600万円の資金が提供され、最長で3年間にわたり実施されます。今年度の募集は2026年1月から2月に行われ、合計24件の応募がありました。選定は外部の専門家による委員会で行われ、4件の機関が新たに選ばれました。これにより、2026年度には全国で15機関がこのプログラムを実施することとなります。
採択機関とその取り組み
桜美林大学
企画名:「リベラルアーツ思考に基づく理系進路選択支援プログラム見つけて、“実は理系”「ディスカバ!サイエンス」」では、女子中高生の理系への苦手意識を低減するための出張授業や親子向けオンライン講座を展開します。文理融合の学びを基に、理系分野への憧れを育むことを目指します。
岐阜大学
「ぎふ理系はばたき応援プロジェクト」では、地元企業との連携によるものづくり体験や見学ツアーを通じて、工学分野への興味を引き出す出張授業を行います。地域の強みを活かして、女性技術者の少ない工学分野への進路選択の支援を行います。
沼津工業高等専門学校
「理系の扉を開く富士の国プロジェクト」では、体験講座や企業訪問を通じて、理工系分野への関心を高める試みを実施し、保護者や教員との連携を強化します。
高知工科大学
「土佐はちきんリケジョ発掘プログラム」では、デジタル社会で必要な数理的素養を持つ女子中高生を育てるため、3段階のプログラムを実施し、地域全体で支え合う体制を構築します。
未来を創る女子中高生のために
これらの取り組みが、女子中高生に理数系分野への興味を引き出し、次代を担う女性科学者の育成につながることを期待しています。もっと多くの女子が理系分野に挑戦し、未来のための科学技術に貢献していけるような環境を整えることが、我々の目標です。細部のプログラムに関する情報は、JSTの公式ウェブサイトをご覧ください。
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