レグミン資金調達
2025-10-08 11:21:26

埼玉のレグミン、農業ロボット事業の拡大に向けて2億円を調達

埼玉のレグミン、2億円の資金調達を実施



埼玉県深谷市を拠点に、自律走行型農薬散布ロボットの開発と農薬散布代行サービスを手掛ける株式会社レグミンが、総額2.0億円の資金調達を成功させました。この資金は第三者割当増資や、株式投資型クラウドファンディング「FUNDINNO」を介した新株予約権発行、さらには金融機関からの融資によって集められました。これにより、レグミンの累計調達額は9.3億円となりました。

資金調達の背景



日本の農業界では、人手不足や高齢化が深刻な問題となっています。このような背景から、農薬散布を効率的かつ安全に行うことが急務となっているのです。レグミンは「農業界に安定した労働力を提供する」という明確なミッションのもと、自律走行型農薬散布ロボットの開発、改良を続けています。また、ロボットを活用した農薬散布の代行サービス(BPO)も展開しています。

2024年には、埼玉県深谷市を中心に年間172ヘクタール規模の農薬散布を実施する計画を立てており、2025年からはフランチャイズ展開を開始する予定です。この度の資金調達は、さらなる成長を目指しており、全国展開を2026年から本格化させることを目的としています。

資金調達の詳細



調達金額は合計2.0億円で、内容としては以下のような種類があります:
  • - 第三者割当増資:一般社団法人AgVenture Lab、埼玉県渋沢MIXイノベーション創出支援ファンドなどとの協力が含まれています。
  • - 株式投資型クラウドファンディング:「FUNDINNO」を通じての新株予約権発行が行われました。
  • - 融資:埼玉りそな銀行よりも融資を受けています。

調達資金の使途



調達した資金は主に以下の点に焦点を当てて活用されます:
  • - ロボットの量産体制強化:量産化モデルの改良や製造体制の強化が計画されています。
  • - サービスエリアの全国拡大:農薬散布BPOサービスをフランチャイズとして全土に展開するための準備が進められています。

代表者のコメント



株式会社レグミンの代表取締役、野毛慶弘氏は「今回の資金調達にご協力いただいた投資家や金融機関の皆様に感謝の意を表します。我々は農家の皆さまと共に直面する課題を認識し、技術開発と農作業代行サービスで解決を目指してきました。この調達を機に、農作業ロボットをより多くの農業生産者に届けるために全力で取り組んでいきます」と述べています。

会社概要



  • - 会社名:株式会社レグミン
  • - 本社所在地:埼玉県深谷市
  • - 設立:2018年5月
  • - 代表者:代表取締役 野毛 慶弘、成勢 卓裕
  • - 事業内容:農作業ロボット・IoTデバイスの研究開発、農作業受託サービス、ロボット・システムの受託開発
  • - 公式サイトlegmin.co.jp

今回の資金調達によって、レグミンはさらなる発展を遂げ、農業の未来を変えていくことでしょう。私たちも、この新しい試みに注目し続けていきたいと思います。


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