篠崎運送倉庫、環境に優しい物流拠点を强化
株式会社篠崎運送倉庫が、岩手県北上市に新たな純木造定温倉庫を竣工しました。これは、同社にとって北上市での二棟目かつ、全国では三棟目となる木造定温倉庫であり、環境への配慮が感じられる施設です。この倉庫は、延床面積215坪を誇り、三つの重要な機能を兼ね備えています:CO2の排出削減、高機能保管、そして物流の効率化です。
新倉庫の特徴:環境と品質の両立
新しく開設された倉庫では、温度や湿度を正確に管理し、特に東北地方で生産される玄米の品質保持に力を入れています。この地域は日本有数の米どころであり、高品質な米の生産が行われています。倉庫の定温機能により、玄米は理想的な環境で保管され、収穫後の品質管理が不要となり、生産者は安心して出荷を委ねることができるようになります。これにより、市場への安定供給にも大きく寄与しています。
一貫輸送体制の強化
また、篠崎運送倉庫は、多数の大型車両を自社で保有しており、新規倉庫の開設により、集荷から倉庫保管、そして配送までを一貫して自社で行える体制が整いました。この体制により、輸送コストの効率化が進むだけでなく、リードタイムの短縮や、顧客に対する高品質なサービスの提供が実現します。
地域貢献と今後の展望
新しい定温倉庫の竣工により、東北地方全体の玄米物流が効率的かつ安定化されることが見込まれています。篠崎運送倉庫は、地域のニーズに応えるために、安全で高品質な物流サービスの提供に引き続き努めていくことを約束しています。物流業界が環境問題に対してどのように取り組んでいるか、そしてこのような新設倉庫が持つ意味がますます重要視される中、同社の行動は模範となるでしょう。
木造定温倉庫の概要
会社概要
- - 社名: 株式会社篠崎運送倉庫
- - 本社: 埼玉県鴻巣市広田467-1
- - 代表取締役社長: 山岸優太
- - 設立: 1969年1月13日
- - 事業内容: 倉庫業・貨物自動車運送事業・荷役梱包等の付帯事業
- - HP: https://shinozaki.co.jp/
篠崎運送倉庫の取り組みは、物流業界全体においても意義深いものであり、これからの環境に配慮した物流といった新たなる流れをしっかりと推進していくことでしょう。