『ほぐすとからむ』
2025-06-26 15:33:21

新作『ほぐすとからむ』に込められた多様性と冒険の世界

新作『ほぐすとからむ』に込められた多様性と冒険の世界



2025年8月、彩の国さいたま芸術劇場にて上演される新作『ほぐすとからむ』。この舞台作品は、芸術監督の近藤良平と作家の松井周による再タッグが実現したもので、3年ぶりの新作に多くの期待が寄せられています。この作品は、近藤が掲げる「クロッシング」というテーマを基に、多彩なアーティストたちが交わり創り上げるものです。

テーマ「クロッシング」



近藤良平が提唱する「クロッシング」は、単にジャンルを横断することを意味しません。そこには、地域や人とのつながり、新たなアイディアとの交差、そして多様性に対する理解が込められています。彼のビジョンのもと、個性豊かなパフォーマーたちが集い、ストーリーを共に形成します。この新作は、松井周の先鋭的な視点と、近藤の豊かな表現力が融合することで新たな次元を開くことでしょう。

作品の背景と独自の世界観



松井周は、現代社会の流れが非常に速く、我々が日常生活に流されてしまう様子を描くことに取り組んでいます。その中で、普通の日常が急に変わってしまう様を想像し、登場人物たちが創造力を駆使して問題解決を図る途中で新たな問題を生み出すという新たなドラマが展開されます。

近藤は、この作品のタイトル『ほぐすとからむ』に込められた意味を、身体がストレスを受ける中で生じる痛みと快感の逆説的関係に見出しています。「筋肉をほぐすことで、神経がそこに集中して他に行き渡らなくなるように、心と体のつながりを描きたい」と語る近藤の言葉は、作品の深い内容を予感させます。

期待のキャストとパフォーマー



この新作には、実力派の俳優が集結しました。成河や宮下今日子、ぎたろー、端栞里といった個性的なキャストが、松井の思想を具現化する役を演じます。また、コンテンポラリーダンスを中心に活躍するダンサーたち、中村理と浜田純平もこの作品に加わり、身体表現と声の力を融合させます。多様なアーティストたちがどのような化学反応を生み出すのか、注目が集まります。

公演情報とチケット情報



この公演は2025年8月3日から11日まで、彩の国さいたま芸術劇場小ホールで行われます。公演の時間は毎日異なり、8月6日は休演日となります。チケットの価格は、一般が5500円、U25(25歳以下)は3000円と、若い層にもアクセスしやすい価格設定がされています。

チケット購入は、公式ウェブサイトや電話、窓口での販売が可能です。なお、定員制の託児サービスも用意されており、親子で楽しめる舞台環境が整えられています。バリアフリー対応もされており、幅広い観客が楽しむことができる舞台となっています。

最後に



この新作『ほぐすとからむ』は、私たちの日常に潜む問題をユーモラスかつ真摯に描く作品となることでしょう。近藤良平と松井周が創り出す新たな世界に、ぜひご期待ください。また、作品に関わるアーティストたちの魅力を直接肌で感じる貴重な機会をお見逃しなく!


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