株式会社白山が所沢に新工場を開設
株式会社白山は、新たに埼玉県所沢市に「所沢工場」を設立し、2025年6月からの稼働を開始します。この新工場は、光通信分野での高精度な製品開発を目指す施設で、特に、データセンター関連のニーズに応える新製品群の量産を見据えています。
所沢工場の役割
所沢工場は、石川県の志賀町にある石川工場に続く、第二の工場として位置づけられています。新工場では、特に「MTフェルール」という多心光コネクタ部品の製造を強化し、高密度化や耐リフロー性能などに対応した新製品の供給を目指しています。
光通信技術の進化に合わせた製品の需要増加を見越して、所沢工場は開発の中核拠点としての役割を担います。この新しい拠点での生産体制の強化は、国内外のパートナーと連携しながら進められる予定です。
地域貢献と人材採用
新工場の稼働による大きな期待として、地元への雇用創出があります。株式会社白山では、製造職・開発職・製造間接職、さらにはグローバルマーケティング職といった多様な職種で採用を進め、2025年中には約40名の新しい仲間を迎える考えです。埼玉県や石川県の地域経済に対する貢献も重要視しており、雇用の拡充は地域の活性化にもつながります。
技術革新の追求
株式会社白山は、1977年の設立以来、光通信分野に特化した製品の開発・製造を行い、今や地球上で2位のシェアを誇るMTフェルール製造メーカーです。30年以上の歴史を通じて、革新的な技術を追求し、高品質な製品を提供することで、光通信業界における信頼性の高いリーダーとなりました。今後は、データセンターにおいて1位のシェアを目指し、さらなる技術革新に力を入れていきます。
まとめ
所沢工場の稼働は、株式会社白山にとって大きな一歩となります。業界の進展に寄与し、地域社会に新たな価値をもたらすため、創造と挑戦の精神をもって取り組んでいきます。公式ウェブサイトでも今後の動向について情報を発信していく予定ですので、ぜひご注目ください。
【会社概要】
- - 会社名: 株式会社白山
- - 所在地: 石川県金沢市
- - 設立: 1947年10月15日
- - 事業内容: 光通信部品の開発・製造・販売
- - 公式サイト: 白山公式サイト
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