元気キッズが保育士の処遇改善を実施
埼玉県志木市に本拠地を置く元気キッズグループ(代表:中村敏也)は、保育士の給与改善に関して豊富な動きを見せています。2024年度から国が保育園の公定価格を10.7%引き上げる方針を受けて、2025年4月より保育士の基本給が大幅に増額されることになりました。具体的には、新卒保育士の基本給は213,000円から245,000円に、5年以上の経験を持つ中途保育士は248,000円から275,000円に引き上げられる計画です。
この動きは、保育士不足が深刻化する中での賃金水準の改善を図るもので、職員の待遇を向上させることで、より多くの人が安心して長く働ける環境を整えようとする意図があります。これにより、子どもたちの成長を支える重要な役割を担う保育士たちが、より充実した職業生活を送れるようになります。
給与改善の詳細
実際に改定される基本給の内容は以下の通りです。
- - 新卒保育士(保育園): 213,000円 → 245,000円(引き上げ額: 32,000円)
- - 中途保育士(保育園): 248,000円 → 275,000円(引き上げ額: 27,000円)
なお、これに加えて諸手当や残業代が別途支給されるため、実際の収入はさらに増加します。元気キッズグループは、保育士が誇りを持って働ける環境を整備することで、職員のやりがいや生活の安定を目指しています。
環境づくりの重要性
元気キッズグループは「大人が笑顔でいることが、子どもたちの心の安心と成長につながる」という理念を大切にしています。職員自身が心から笑顔でいられる環境を整えることで、日々の小さな関わりを通じて、子どもたちの豊かな心と未来が育まれると考えています。
そのため、給与の改善だけでなく、キャリア形成の支援や職場環境の整備にも力を入れています。保育士一人ひとりが自分らしく働ける柔軟な制度を取り入れ、心と身体の健康を促進して、保育の質の向上を実現すべく、職員の“幸せ”を引き出していくことが重要です。
常に進化する職場づくり
元気キッズグループは、保育園だけでなく、児童発達支援施設や相談支援など、多様な現場を運営しています。このため、保育士だけでなく、他の職種の職員に対しても公平性を重視した職場環境の向上が求められています。
今後も、全ての職員が働きやすく、自らの居られた場所でやりがいを持てる環境を目指して、積極的な改善策に取り組んでいく方針です。元気キッズグループは、保育士たちに向けた処遇改善だけでなく、幅広い保育・療育サービスを通じて、地域社会に貢献していくことを誓っています。
代表のコメント
元気キッズグループの中村代表は、今回の処遇改善について「日々子どもたちのために尽力している保育士への感謝の証であり、未来への投資」と位置づけています。この取り組みを通じて、保育士が誇りを持ってキャリアを形成できるような職場づくりを進めていく考えです。
保育士は子どもたちの未来を形作る、社会にとって不可欠な存在であることから、彼らが働きがいを感じられる環境を構築していくことが、元気キッズグループの今後の課題となります。
元気キッズグループの概要
元気キッズグループは、「どんなGENKIもうけとめる」をスローガンに掲げ、埼玉県志木市を中心に28の保育施設を運営しています。約390名の職員が所属し、子どもたちの個性と可能性を最大限に伸ばすことを目指しています。今後も、元気キッズグループは、職員の働きやすい職場環境の提供と、質の高い保育サービスの実現に向けて邁進し続けます。