生物系電子顕微鏡カリキュラム
2026-02-01 21:27:20

岡山大学が実施した生物系透過電子顕微鏡の中級カリキュラム

岡山大学が実施した生物系透過電子顕微鏡の中級カリキュラム



岡山大学は2026年1月9日、同大学鹿田キャンパスにて、TCカレッジ医工系コースの中級カリキュラム「生物系透過型電子顕微鏡(基礎)」を開催しました。このプログラムは、理系に特化した技術職員のスキル向上を関連する企業と協力しながら推進する目的で開かれています。

このカリキュラムの特徴は、対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式で行われる点です。実際に本コースの学内受講生2名に加えて、オンライン参加者として学外の受講生1名と聴講生3名が参加し、最新の知識を身につけるための絶好の機会となりました。

午前中は、株式会社日立ハイテクの和久井亜希子技師を講師に迎え、透過型電子顕微鏡(TEM)の基礎から最新技術に関する講義が行われました。内容はTEMの原理や構造、観察条件、コントラスト、非点収差などの基本的な知識に加え、各種レンズやデジタルカメラ、そして真空ポンプの構成についても詳しく解説されました。

午後に進むと、受講生は実技実習へと進みます。本学医学部共同実験室に備えられている実際の透過型電子顕微鏡(HITACHI H-7650)を使用し、軸調整や絞りの選択方法を学びます。さらに、受講生自身で観察対象の試料をセッティングし、鏡体内に挿入するなど、実践的な経験を積むことができました。受講生たちの関心に応じて、様々な種類の組織や培養細胞が観察され、活発な質疑応答が行われました。

参加者の中には「細胞内小器官が実際にどのように見えるかを知りたい」と熱心に取り組む技術職員もいて、講師からの丁寧な指導のおかげで充実した学びの場となったことを実感していました。

また、受講生は電子顕微鏡への理解を深めるための貴重な体験ができ、「実習では像の観察を体験し、貴重な経験を積ませていただきました」との声も聞かれました。このような実践形式の教育が、技術職員としてのスキルをさらに高め、研究支援に役立つことを目指しています。

今回のカリキュラムを総括する岡山大学総合技術部の佐藤法仁副理事は、技術職員の育成が重要であると語りました。具体的には、最新の技術を把握し、現場での使用において新たな視点をもたらすことの重要性を強調しています。これにより、研究開発の進展に貢献できる技術職員の育成を目指していると述べました。

岡山大学は今後も多様な研修プログラムを通じて、技術職員のスキルアップを図り、地域の研究大学としての役割を強化していくとしています。地域中核・特色ある研究大学として、岡山大学の取り組みから目が離せません。


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