岡山大学で医工系のTC論文発表会が成功裏に終了
2026年2月4日、岡山大学鹿田キャンパスの基礎医学棟にて、「令和7年度TC論文発表会(医工系コース)」が盛況に開催されました。主催は国立大学法人岡山大学の総合技術部で、医工系に特化した技術職員の育成を目的とした重要なイベントです。
対象と参加者
この発表会には、東京科学大学のTCカレッジに参加している受講生や、岡山大学の技術職員らが集まりました。参加者は対面で11名、オンラインで44名と、合計55名が出席。学術界と産業界からの多様な参加者が集まり、活発な意見交換がなされました。
発表内容の概要
発表は、医学系技術課の楢崎正博課長と塚野萌美技術主任の二名によって行われました。楢崎課長は「TCカレッジ医工系コースの構築と研究支援・教育支援」について、塚野技術主任は「電子顕微鏡試料作製や観察支援業務の取り組み」について発表しました。この発表会は本県において医工系コースが初めて行われたもので、多くの注目を集めました。
TCカレッジとその意義
TCカレッジは、東京科学大学が主導する高度技術専門職員を育成するプログラムで、技術職員や企業技術者をテクニカルコンダクター(TC)として認定するための仕組みです。岡山大学もこのプログラムに参加しており、医工系コースが令和5年度から開講されています。
受講生は一定の単位を取得すると、「TC」の称号を授与され、その後論文の作成や発表を通じてさらなる技術と知識の向上を図ります。
質疑応答のセッション
発表後には、参加者からの質問や意見交換が行われました。これにより、技術者同士のネットワークが深まり、より多くの知識を共有する機会となりました。
楢崎課長は「自身の業務を見返す良い機会となった」と語り、塚野技術主任は「多くの方に参加していただき、無事に発表会を終えられたことを嬉しく思います」と感想を述べました。
地域への還元と今後の展望
本発表会は、これまでの技術力と研究支援力を客観的に示す場ともなり、研究活動の質を向上させる重要な取り組みであることが改めて確認されました。
総合技術部の佐藤法仁副理事は、「業務と並行して論文を完成させた両名に敬意を表します」と称え、今後の活動についても力強い支援を約束しました。岡山大学の総合技術部は、地域と連携しながら今後も技術職員のスキル向上を図り、地域中核の研究大学としての役割をさらに強化していく意向を示しています。
このように、岡山大学の取り組みは地域への貢献とともに、次世代の技術職員を育成するサポートが続いています。今後の発展にご期待ください。