岡山大 職員支援制度
2025-04-21 02:45:16

岡山大学が職員の学位取得を支援する新制度を拡充

岡山大学が職員の学位取得を支援する新制度を拡充



国立大学法人岡山大学は、2025年3月27日に「大学院修学支援制度(2025年度前期)」の認定式を津島キャンパスで開催しました。この制度は、岡山大学の長期ビジョンである「地域と地球の未来を共創し、世界の革新に寄与する研究大学」の実現を目指し、職員の高度化を図るための一環として導入されたものです。

制度の概要と拡充内容



この修学支援制度は、もともと博士号取得を目指す教育研究系技術職員を対象に始まりましたが、2025年度からは、事務職員や図書職員も対象に含め、対象学位を博士号だけでなく修士号にも拡大しました。これにより、より多くの職員が学位取得に挑戦できる環境が整いました。今回の認定者としては、総合技術部医学系技術課の植木英雄技術専門職員と木村亮太技術職員、教育支援技術課の中村有里技術専門職員、附属図書館情報管理課の植山廣紀図書職員が名を連ねました。

さらなる支援と期待



認定式では、岡山大学の学長である那須保友氏が、受賞者に対して認定書を授与し、今後の学びが新たな世界を拓くことへの期待を述べました。「全国でも極めて珍しいこの制度を通じて、皆さんはフロントランナーとして挑戦していくことになります。失敗を恐れず挑んでほしい」と激励しました。

今回の制度に参加した職員たちは、各自の意気込みを語りました。植木専門職員は「学術的専門知識と技能を身につけ、業務に生かしたい」と話し、中村専門職員は「MBAを修得し、大学に貢献する」と意欲を見せました。植山図書職員も「業務と学業の両立に取り組みたい」と抱負を述べました。

教員中心の運営からの脱却



岡山大学では、従来の教員中心の運営から脱却し、職員の専門性を高める取り組みが進行中です。事務職員が研究・イノベーション共創機構の筆頭副機構長を務めるなど、現在の大学経営においても職員の重要性が高まっています。これにより、職員はより良い大学運営に貢献できるようになっています。

地域中核・特色ある研究大学を目指して



岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学として、社会の変化に迅速に対応し、職員の挑戦を支える姿勢を貫いています。本制度は、文部科学省からの支援を受けた「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の一環として実施されています。これからも岡山大学は、職員の高度化を進め、地域と地球の未来を共創する研究大学へと進化していきます。

今回の制度拡充により、岡山大学はさらなる成長を遂げると期待されており、地域中核としての役割を一層強化していくことでしょう。


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