壁面アート「flourish」
2024-12-25 12:34:33

岩槻リサイクルセンターに未来を描く壁面アート「flourish」が誕生

埼玉県さいたま市岩槻区、環境事業を展開する株式会社藤榮商事が運営する岩槻リサイクルセンターにて、地域とのつながりと未来の持続可能性をテーマにした壁面アートが完成しました。その作品名は「flourish(フローリッシュ)」です。この名は一般公募によって選ばれ、埼玉県内で学ぶ大学生の岡田吉平さんの提案が採用されました。

「flourish」は、草木が繁栄する、栄えるという意味を持ち、リサイクルセンターの理念であるSDGs(持続可能な開発目標)やカーボンニュートラル、さらには自然との共生を象徴しています。この名前には、地域の人々と自然、さらに未来への希望を示す意図が込められています。岡田さんは「この言葉がテーマにぴったりだと思った。シンプルで美しい響きが魅力的」と語っています。

壁面アートの制作を手掛けたのは、地元在住の学生アーティストRin Sato氏。彼女も「flourish」という言葉には非常に強いメッセージがあると感じており、会社と地域の繁栄を表現する素晴らしい名前だと述べています。

藤榮商事の代表、新藤友啓氏は「地域の大学生から多くの応募があり、その中から素晴らしい名前が選ばれたことを嬉しく思います。このアートが地域の象徴となり、未来への意志を照らす存在になることを願っています」と期待を寄せています。

このプロジェクトは岩槻リサイクルセンターの防塵壁(15m×4m)をアートの舞台とし、地域との共生や環境保全、持続可能な社会の実現を目指す活動の一環です。Rin Sato氏は2024年10月11日から11月12日までの間、このテーマを元に作品を制作します。

岩槻リサイクルセンターでは、現在、木くずや伐採による廃材をチップ化するなど、環境に配慮した施策を推進しています。地域の人々がこのアートを見て、環境意識を高めるきっかけになればと募金しているとのことです。

今回のアートは特筆すべきものであり、沿道から見ることができるため、多くの人々がこの作品を目にする機会を得られるでしょう。ただし、交通量の多い場所に位置しているため、通行の際は十分注意が必要です。

最後に、Rin Sato氏についてですが、彼女はさいたま市岩槻区在住の学生アーティストであり、若干の頃から作品を制作し続けています。彼女は自身の作品で多くの受賞歴を持ち、2024年にはアメリカのフィラデルフィアで初の個展を開催予定です。また、「第107回二科展」入選や、「国際公募展第12回躍動する現代作家展」では新人賞を受賞しています。

このように、地域の若いアーティストたちによる作品が地域のシンボルとして愛され、未来への希望を一層明るく照らし続けることを期待したいですね。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 岩槻リサイクルセンター 壁面アート SDGs

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。