さいたまブロンコス、新たな経営体制でBリーグ PREMIER参入を目指す

さいたまブロンコス、経営体制の変更で未来へ進化

埼玉県さいたま市に本拠を置くプロバスケットボールチーム、さいたまブロンコスが新たな方向性を示しました。2023年、ディップ株式会社の資本が参画することで、新しい経営体制に移行することが承認されました。この新しい体制は単なる変更ではなく、チームがさらなる成長とB.LEAGUE PREMIER参入を目指すための重要なステップとなっています。

新体制の背景と目的

新たに資本参画するディップ株式会社は「Labor force solution company」というビジョンを持ちながら、労働市場における課題に取り組み、持続可能な社会の実現を目指しています。これにより、さいたまブロンコスもまた、社会の一員として地域に根付いた新たなクラブ作りを進めていく意向を示しています。

新経営体制の目的は、B.LEAGUE PREMIER参入を見据えたもので、さらなる成長に向けた挑戦です。これまでの歴史を大切にしつつ、未来に向かって大きな一歩を踏み出す意気込みがあります。

さいたまブロンコスの歴史

さいたまブロンコスは、B3リーグに所属するプロバスケットボールチームで、男子バスケットボール界では有数の歴史を誇ります。Bリーグの前進であるbjリーグが始まった当初から参加しているオリジナル6の一つとして、長い伝統を持っています。チームは2020年に経営健全化へ向け再始動し、地域貢献を重視した活動が評価されています。

「WILDPOWER」をスローガンに掲げ、地域に元気を与える球団として、特に未来の担い手である子供たちへの支援に力を入れています。

ディップ株式会社について

ディップ株式会社は、1997年に設立され、2025年の時点で563億円の売上を誇る人材サービスとDX事業をカバーする企業です。看護や介護に特化した転職支援サービスを展開するなど、多様な事業を展開しています。また企業理念は「私たちdipは夢とアイデアと情熱で社会を改善する存在となる」とし、社会問題の解決に向けた活動を行っています。

新たに資本参画することで、今後のさいたまブロンコスの成長が期待されます。地域に根ざしたチームが、更に大きな舞台へと飛躍する姿を楽しみにしましょう。