埼玉県職員採用試験の制度改革が実施！受験機会が広がります

埼玉県の職員採用試験制度が大きく変わります！

令和７年度より、埼玉県では公務員採用試験の制度を見直し、より多くの方に受験の機会を提供する取り組みを始めます。これにより、公務員に興味がある方だけでなく、民間企業への就職を希望している方や県職員への転職を考えている方々にとっても、受けやすい試験となることを目指しています。

1. 上級試験に新しい試験方式を導入！

まず、上級試験の一般行政に関して、新たに「基礎能力検査（SPI3）」方式の試験が導入されます。この元となる試験は、第一次試験において教養試験や専門試験とは異なる形式で実施されます。これにより、受験者の基礎的な能力を評価することが可能になり、公正で透明性のある選考が期待されます。

2. 教養試験の出題分野と出題数を見直し

次に、上級試験および初級試験の事務系３職種においても、教養試験の内容が見直されます。知識分野での出題範囲がより適切に調整され、出題数も削減されることになります。これにより、受験者にとっての負担が軽減され、より多くの方が挑戦しやすくなります。

3. 新しい職種が試験に加わる

また、経験者試験の職種に、「林業」と「司書」が新たに追加されました。これまで応募できなかった方にも機会が開かれることになります。この他、技術職の一部職種においても、これまで秋期のみだった試験が春期にも実施されることが決定しました。これにより、県職員への転職を目指す方々のチャンスが一層広がります。

4. 令和7年度の試験日程について

令和７年度の第１回試験では「福祉」「心理」「設備」「総合土木」の４職種が対象とされており、これらの職種を希望する方々が新しい制度を利用できる良い機会となります。

このような制度改革は、埼玉県が公務員の採用を進めるための新しい試みであり、より多彩な人材を受け入れるための基盤を構築するものです。これからの職員採用試験がどのように進化し、受験者にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。受験を考えている方は、ぜひ情報収集をして、次の一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか。