埼玉の新施設で楽しむデジタルサイクリング「アルティレーサー」
埼玉県さいたま市見沼区に2025年4月1日、新たにオープンする「ゆーぱるひざこ(健康福祉センター東楽園)」は、すべての世代が利用できる健康維持のための複合施設です。この施設に導入されるデジタルサイクリングプラットフォーム「アルティレーサー」は、特に高齢者や体力に不安のある方々が楽しめる、革新的な運動体験を提供します。
「アルティレーサー」は、バーチャルなサイクリング環境を体験できるプラットフォームで、安全に、自転車が倒れる心配なしにサイクリングを楽しむことができます。これは、特にパーキンソン病や認知症の患者を対象にした20カ月の臨床試験を経て、運動能力向上の効果が確認されている実績があります。
ゆーぱるひざこについて
この健康福祉センターには、25mの温水プールやフィットネスルーム、サウナ付きの温浴施設など、健康維持に必要な設備が整っています。また、地域コミュニティの活性化を目的とした屋内・屋外の共用スペースや飲食コーナーも完備。皆が集まれる居場所としての機能が強化されています。
「ゆーぱるひざこ」の利用時間は午前9時から午後9時まで、月曜日が休館日となっています。さらに、内覧会と関連イベントが2025年3月23日に開催予定で、施設を体験できる貴重な機会です。参加する方には、クイズラリーや試食会、地域農産物の直売なども楽しめます。
デジタルサイクリング「アルティレーサー」
「アルティレーサー」は、特別に設計された自転車とタッチパネルを搭載したハンドル、35インチの大画面モニターが特徴です。左右のハンドリングが可能で、実際のトップサイクリストと競い合うような臨場感を味わえます。プレイモードには「バイクレーシングモード」もあり、仲間と共に競争する楽しさが魅力です。
このデジタルサイクリングは、単なる運動を超えた体験を提供します。参加者は自転車を漕ぎながらバランスを取り、他のメンバーと協力し合うことで、脳や体の健全な活動を促進することが期待されています。「アルティレーサー」は、「ダブルタスク」や「トリプルタスク」を実現し、認知機能の向上と体力の強化を同時に狙います。
期待される効果と地域への影響
高齢化社会が進む現代において、このような安全で効率的な運動手段の提供は、地域全体の健康づくりに寄与します。デジタル技術と従来型のフィットネスを融合させる取り組みは、より多くの人々に運動への関心を高めることが期待されています。利用者が健康でアクティブな生活を送るための新しい選択肢が、埼玉に新たに誕生したと言えるでしょう。
エアデジタル株式会社は、今後も地域に役立つ製品を提供し続けることで、健康の維持・増進に貢献していきます。地域の皆さんが「ゆーぱるひざこ」で楽しく健康な時間を過ごせることを願っています。