医療業界に新風を吹き込む「カルステップ」
近年、医療現場におけるデジタル化(DX)が急激に進展していますが、それに伴って医師の負担も増加する一方です。特に電子カルテの普及により、診察時間の多くをキーボード入力に費やすことが多く、患者との対話時間が減少してしまう現状が課題となっています。そんな中、群馬県前橋市に本社を置く合同会社MJSカンパニーが、医療業務を効率化し、医師と患者の対話を取り戻すための医療支援AI「カルステップ」を2025年7月16日に販売開始します。
「カルステップ」とは?
「カルステップ」は、足元に設置されたフットスイッチを活用することで、診察中に手を使わず、医療記録を録音・要約・転記することができる新しいタイプの医療支援AIです。このシステムを用いることで、医師は患者の顔を見ながら対話することに100%集中でき、効率的な診療が実現します。
特徴と利点
フットスイッチを踏むだけで、診察中に必要な情報を録音し、AIが瞬時にカルテ内容を要約。手を離すことなく、医師は患者に専念できるのが大きな特徴です。
専用のAIが、診療内容をSOAP形式などの一般的なカルテ様式に要約します。さらにカスタマイズが可能で、医療現場に最適な運用が実現します。
診察内容はGoogleスプレッドシートにリアルタイムで出力され、他の医療スタッフも即座に確認できるため、カルテの準備や業務を同時に進めることが可能です。
発売記念キャンペーン
このたびの発売を記念して、通常価格55,000円のところ、特別価格33,000円で提供されるキャンペーンも実施中です。これは医療従事者にとって非常にお得なチャンスです。
導入前後の変化
「カルステップ」を導入することで、医療現場はどのように変わるのでしょうか。多くの医師から「電子カルテの作業に追われることなく、患者との向き合う時間が増えた」という声が寄せられています。医療の本質である、患者との信頼関係を築く時間が大切であり、今後このシステムが多くの医療現場で活用されることが期待されています。
さらなる発展目指して
合同会社MJSカンパニーは、今後、利用者からのフィードバックを参考に、AIの精度向上や主要電子カルテシステムとの連携強化を進めていく考えです。また、クラウド型や一部のオンプレミス型電子カルテに対応していますが、すべての環境への対応も計画中です。
社長の丸山氏は、テクノロジーの力で医療の非効率を解消し、医師と患者のつながりを大切にすることを使命としており、「カルステップ」がその手助けになることを願っています。
まとめ
「カルステップ」は、医療現場における業務の非効率を解消し、医師が患者にもっと向き合える環境を実現する画期的なAIです。ぜひ、この機会に新しい医療支援の形を体験してみてください。