藤原教授ががん賞
2025-08-12 23:17:04

岡山大学の藤原教授ががん学術賞を受賞し革新治療の推進へ

岡山大学藤原教授が小林がん学術賞を受賞



国立大学法人岡山大学の藤原俊義教授が、小林がん学術振興会の「小林がん学術賞」を受賞しました。この賞は、がん薬物療法に関連する革新的な治療法の研究・開発に対して贈られるもので、藤原教授のこれまでの研究の成果が評価されたものです。

贈呈式は2025年6月21日に東京都で行われ、厚生労働省のがん・疾病対策課の鶴田真也課長らが出席しました。小林がん学術振興会の垣添忠生会長から表彰状と盾が授与された藤原教授は、「これまでの研究が評価され大変光栄です。がんで苦しむ患者さんのために、今後も革新的な治療法の研究開発を進めていきたい」と受賞の喜びを語りました。

藤原教授は、「遺伝子改変ウイルス製剤を用いた革新的ながん治療のための創薬研究」というテーマで、アデノウイルスを改変した腫瘍融解ウイルス療法の開発を黎明期からリードしてきました。彼の研究は国際的にも高い評価を受けており、特にテロメラーゼ特異的腫瘍融解ウイルス製剤や次世代型武装化アデノウイルス製剤の開発において、臨床応用に至る実績が評価されています。このように長年にわたって続けられた創薬研究は顕著な成果をもたらしています。

生涯を通じてがん治療の革新に挑む藤原教授の活動は、地域中核・特色ある研究大学としての岡山大学にも大きな期待を寄せられています。岡山大学は、地域と地球の持続可能な未来を共創する研究開発を進めています。また、国連の持続可能な開発目標(SDGs)を支援する取り組みや、政府からの「ジャパンSDGsアワード」特別賞の受賞など、地域社会や世界に貢献する大学としての役割を果たしています。

藤原教授の受賞は、未来のがん治療の可能性を示すものであり、今後の研究活動がどのように進展していくか、ますます注目されます。彼の研究により、がんで苦しむ患者さんたちに新たな希望がもたらされることが期待されており、地域医療の発展にも寄与する可能性を秘めています。岡山大学の今後の取り組みにも、ぜひご期待ください。

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岡山大学病院が所在する岡山大学鹿田キャンパスは、地域に根差した医療と研究の発展を目指す拠点として、今後も注目が集まり続けます。


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